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J-GLOBAL ID:201702237462786276   整理番号:17A1504026

食道癌に対する陽子ビーム療法と強度変調放射線療法を用いた根治的化学放射線療法後の転帰比較:後向き単一施設解析【Powered by NICT】

Comparative Outcomes After Definitive Chemoradiotherapy Using Proton Beam Therapy Versus Intensity Modulated Radiation Therapy for Esophageal Cancer: A Retrospective, Single-Institutional Analysis
著者 (19件):
資料名:
巻: 99  号:ページ: 667-676  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0262B  ISSN: 0360-3016  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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根治的化学放射線療法(CRT)で治療した食道癌(EC)患者における陽子線治療(PBT)と強度変調放射線治療(IMRT)の間の臨床転帰を比較した。2007年から2014年まで,PBT(n=132)またはIMRT(n=211)のいずれかを使った根治的CRTを受けた343名のEC患者を遡及的に解析した。生存,再発と治療毒性を群間で比較した。Cox比例ハザード回帰モデルを患者/処理変数と生存の間の関連性を試験した。患者/処理変数は全体バランスのとれた,年齢および人種は例外であった。IMRTと比較して,PBTは著しくより良好な全生存率(OS; P=.011),無増悪生存期間(PFS; P=.001),遠隔転移なしの生存率(DMFS; P=.031)だけでなく,わずかに良好な局所治療奏功維持生存率(LRFFS; P=.075)を有していた。治療関連毒性の速度の有意差は群間で観察されなかった。多変量解析で,IMRTは,PBTよりもOS(ハザード比[HR]1.454;P=.01),PFS(HR 1.562; P=.001),LRFFS(HR 1.461; P=.041)を有していた。臨床病期によるサブグループ分析では,ステージIII疾患患者のPBT群でかなり高い5年OS(34.6% vs 25.0%, P=.038)とPFS率(33.5% vs 13.2%, P=.005)を明らかにした。しかし,生存における有意な群間差はステージI/II患者の同定されなかった。IMRTと比較して,PBTはOS改善され,PFS,LRFFS,特に局所的に進行した疾患を有するEC患者である可能性がある。これらの結果は,前向き研究による確認が必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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腫ようの放射線療法  ,  放射線を利用した治療 

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