抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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民間工場施設や住宅内電気機器などの,民間施設の雷被害が増加する一方で,電力会社,鉄道会社,通信会社においては近年の雷被害の増加は見られない。理由はインフラ,交通網の安全運用を行うために,各分野で雷の研究,独自の雷対策を実施していると考えられる。電気設備の雷対策は設備形態に応じて検討する必要があり,一般的な電気設備設計とは異なる考えがあるために,雷対策関連JISを指針として対策設計を行うのが合理的であり,JISを用いた電気設備の雷対策を解説した。電気設備の雷被害の実態,電気設備への雷侵入路,雷対策,サージ保護装置(SPD)による過電圧保護,説沖SPDの設置例等について説明した。