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J-GLOBAL ID:201702237494793378   整理番号:17A0951490

笠堀ダム堤体嵩上げに関する技術解決策

著者 (4件):
資料名:
号: 240  ページ: 48-58  発行年: 2017年07月25日 
JST資料番号: S0156A  ISSN: 0011-5347  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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笠堀ダム(新潟県)は1964年度完成の重力式コンクリートダムであるが,2011年洪水によって下流が甚大な氾濫被害を受けたことから,2017年度までの災害復旧助成事業による洪水調節機能増強のための堤体嵩上げ(4m)によるダム再開発が決定された。しかし,当工事においては,貯水池運用継続の前提条件に加えて,洪水期は洪水調節を行うため,かつ冬季は豪雪区域にあるために,洪水期と冬季は主要工事を避ける必要があった。つまり,事業年数と年間工事可能日数が大きく制約される中,いかに効率的に工事完了させるかが事業遂行上の最大課題であった。笠堀ダムの現地工事は,表-1のように2014年より開始され,骨材・コンクリート製造設備の仮設,構台方式の足場工に始まり,下流面コンクリート増厚と天端嵩上げ,天端2ゲートの更新,ゲート周辺構造物の再構築,洪水吐き減勢工の改造,横継目の大規模補修(漏水対策),基礎部グラウチング,管理棟新築,計測施設設置等の多種多様な工種が2017年度完了に向けて行われている。特徴的なのは,堤体下流面途中から増厚コンクリートによる嵩上げと国内最大級の天端ゲート2門(クレストゲートとオリフィスゲート)の全面更新である。また,天端ゲートの周辺は門柱,カーテンウォール等の大規模かつ複雑な施工が必要となったためにプレキャストの過去にない積極的多用によって施工の合理化と迅速化を図っている。当論文では,これらのうち,嵩上げ断面の合理的設計,コンクリートのひび割れ対策(コンクリート温度解析,リフト分割,コンクリート工事),ゲート周辺改築の迅速化(プレキャスト積極的な使用)に注目して,ダム工学上の先進的技術および解決策について記述する。(著者抄録)
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