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J-GLOBAL ID：201702237518312135   整理番号：17A1058355

点火の遅延とポリスチレンの難燃性を改善するための効率的な方法に向けての超微細Co_3O_4で修飾したナノ構造化メソ多孔質シリカ【Powered by NICT】

Nano-architectured mesoporous silica decorated with ultrafine Co₃O₄ toward an efficient way to delaying ignition and improving fire retardancy of polystyrene

著者 (2件)： Li Zhi (IMDEA Materials Institute, C/Eric Kandel, 2, 28906 Getafe, Madrid, Spain) ,  Wang De-Yi (IMDEA Materials Institute, C/Eric Kandel, 2, 28906 Getafe, Madrid, Spain)
資料名： Materials & Design  (Materials & Design)
巻： 129  ページ： 69-81  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0495B  ISSN： 0264-1275  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 遅延着火と改善された難燃性を有するポリスチレン(PS)を与えることを目的として,Co_3O_4超微細ナノ粒子(SBA15@Co_3O_4)で修飾したメソポーラスシリカSBA-15は多段階マイクロ波照射法により成功裏にナノarchitecturedであった。設計原理は以下を含んだ:1)SBA-15は揮発性物質の吸収とlabyrinth効果を提供し2)SBA-15内部壁にCo_3O_4の均一で超微細分散はより相互作用部位を付与した揮発性物質。具体的には,得られたSBA15@Co_3O_4は最初にFTIR,Raman,XRD,SEM,TEMおよびN_2収着測定を用いて検証した。純PSとPS/SBA 15複合材料と比較して,SBA15@Co_3O_4PS複合材料は有意に強化された熱及び熱酸化安定性を示した。一方,2wt%SBA15@Co_3O_4(PS/2SBA 15@Co_3O_4)PS複合材料は,点火(TTI)値は116±2s,はPS(98±1s)とPS/2SBA 15(106±1s)のものより明らかに高いまでの時間と特に良好な難燃性を示した。FTIR(TG FTIR)と質量分析(TG MS)測定と結合した熱重量分析は,低減した熱放出と遅延TTIの可能な機構,それは吸着脱着燃焼モードに関与していたことを明らかにした。更に,引張試験はSBA15@Co_3O_4はPSの機械的性質を著しく改善することを示した。本研究により,官能化されたハイブリッドのナノ構造は着火を遅らせ,燃焼性を減少させるための新しいアイデアを提供した高分子材料の機械的性質を改善した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 収着 ,  官能化 ,  熱重量分析 ,  *ポリスチレン ,  複合材料 ,  ナノ粒子 ,  燃焼性 ,  熱放射 ,  揮発分 ,  *難燃性 ,  SBA-15 ,  *ナノ構造 ,  機械的性質 ,  マイクロ波照射
準シソーラス用語： *メソポーラスシリカ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 超微細Co_3O_4ナノ粒子SBA-15 ,  遅延着火 ,  難燃性 ,  で促進された揮発性成分の残留

分類 (3件)： 分散強化合金  (WE04030R) ,  機械的性質  (WB02030U) ,  機械的性質  (YH02022L)

タイトルに関連する用語 (8件)： 点火 ,  遅延 ,  ポリスチレン ,  難燃性 ,  超微細 ,  修飾 ,  ナノ構造 ,  メソ多孔質シリカ