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J-GLOBAL ID：201702237527328629   整理番号：17A1388397

高照射原子炉圧力容器用鋼のNi Mn Si析出物を調べるための相補型顕微鏡法の利用【Powered by NICT】

Using complimentary microscopy methods to examine Ni-Mn-Si-precipitates in highly-irradiated reactor pressure vessel steels

著者 (3件)： Edmondson P.D. (Materials Science & Technology Division, Oak Ridge National Laboratory, Oak Ridge, TN 37831, USA) ,  Parish C.M. (Materials Science & Technology Division, Oak Ridge National Laboratory, Oak Ridge, TN 37831, USA) ,  Nanstad R.K. (Materials Science & Technology Division, Oak Ridge National Laboratory, Oak Ridge, TN 37831, USA)
資料名： Acta Materialia  (Acta Materialia)
巻： 134  ページ： 31-39  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0316A  ISSN： 1359-6454  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高中性子フルエンス下での原子炉圧力容器鋼に形成されたナノスケールNi Mn Siリッチ析出物は高度に相補的な原子プローブトモグラフィー(APT)とSTEM-EDSモデリングと組み合わせたエネルギー分散分光法(STEM EDS)と走査透過型電子顕微鏡を用いて特性化した。APTデータの良く知られた軌道異常を克服するためにこれらの技術相乗的にを用いて,析出物内の平均上限Fe濃度は~6at.%であることが分かった。この知識を用いて,析出物の正確な組成を決定し,それは析出物組成の広がりは大きかったが,主にΓ_2とG相を中心としたことが分かった。STEM-EDSの使用も検討すべき大きな面積を可能にし,微量溶質の偏析は粒界,マトリックスのそれよりサイズが小さいNi Mn Siリッチ析出物と共に上に発生するのを観察した。結晶粒界での溶質偏析が粒界の無析出帯の存在に起因する照射誘起偏析または放射線で増強された拡散機構を介して起こることを提案した。も結晶粒界で還元した析出物サイズは結晶粒界の構造に起因することを提案した。より大きなMoリッチ沈殿物中で観察されるNiMnSi析出物の欠如も論じ,NiMnSi析出物を形成するのに必要な微量溶質の欠如は,核形成の欠如をもたらした。NiMnSi析出物が形成されたことが観察されているセメンタイト相とは対照的である。も本研究により決定した原子プローブ分析中の全てのFeイオンを排除すると,妥当な近似であることが分かった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *析出物 ,  核形成 ,  *顕微鏡観察 ,  溶質 ,  *原子炉 ,  キャラクタリゼーション ,  偏析 ,  *圧力容器用鋼 ,  鉄 ,  *原子炉容器 ,  結晶粒界 ,  モデリング
準シソーラス用語： 原子プローブ ,  原子プローブトモグラフィー ,  ナノスケール , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 沈殿 ,  原子プローブトモグラフィー ,  走査型/透過型電子顕微鏡観察 ,  多変量統計解析 ,  RPV鋼

分類 (3件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  その他の金属組織学  (WB01040Y) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (7件)： 原子炉 ,  圧力容器用鋼 ,  Ni ,  Mn ,  Si ,  析出物 ,  顕微鏡法