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J-GLOBAL ID:201702237543645881   整理番号:17A0491775

バイオリアクタ培養におけるCandida utilis ATCC9950酵母におけるセレンの結合と変換

Binding and Conversion of Selenium in Candida utilis ATCC 9950 Yeasts in Bioreactor Culture
著者 (3件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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セレンは,全ての生物の必須成分と考えられている。ヒトの栄養におけるセレンのサプリメントとしての酵母の使用は,過去10年間に大きな関心を集めている。酵母細胞中のセレンの蓄積と生化学的変換は,多くの研究者にとって特に興味深い。本研究では,バイオリアクタ中で培養した培養物から得られた飼料酵母Candida utilis ATCC9950のバイオマス中におけるセレンとセレノメチオニンの含有量の測定結果を示す。得られた結果は,C. utilis細胞が無機セレン(IV)の有機誘導体(例えばセレノメチオニン)への生体内変換を行ったことを示した。セレンは,亜セレン酸ナトリウム塩(Na2SeO3)の形で実験培地に導入し(20~30mg Se+4・L-1),その濃度にかかわらずC. utilisのバイオマス中におけるセレンの含有量を大幅に増加させた。30mg Se+4・L-1を含む培地で48時間培養後,最大量のセレン(1841μg・gd.w.-1)が得られた。20mg Se+4・L-1の濃度でセレンを添加した実験培地からは,48時間の培養後に,最大量のセレノメチオニン(238.8μg・gd.w.-1)が得られた。セレンを補充した培養物中のバイオマス細胞は,1.5~14.1g・L-1の範囲であった。本研究の結果は,主に有機物形態のセレンを富化したC. utilis酵母細胞のバイオマスが,貴重な蛋白質源であり得ることを示している。これは,動物とヒトのための蛋白質-セレン栄養補助食品の製造に使用可能なセレンのバイオ複合体を得る可能性を創出する。(翻訳著者抄録)
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分類 (5件):
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微生物の接種・培養法  ,  微生物の生化学  ,  脂肪族セレン・テルル化合物  ,  食品一般  ,  代謝と栄養 
物質索引 (1件):
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タイトルに関連する用語 (5件):
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