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J-GLOBAL ID：201702237543969415   整理番号：17A1406792

有機ランタニドフラグメントと結合した酸化還元非イノセントリガンドを用いてPd(IV)中間体の安定性を調節する

Tuning the Stability of Pd(IV) Intermediates Using a Redox Non-innocent Ligand Combined with an Organolanthanide Fragment

著者 (5件)： GOUDY Violaine (Univ. Paris-Saclay, Palaiseau, FRA) ,  JAOUL Arnaud (Univ. Paris-Saclay, Palaiseau, FRA) ,  CORDIER Marie (Univ. Paris-Saclay, Palaiseau, FRA) ,  CLAVAGUERA Carine (Lab. de Chimie Physique, Univ. Paris-Sud, Univ. Paris-Saclay, Orsay, FRA) ,  NOCTON Gregory (Univ. Paris-Saclay, Palaiseau, FRA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 139  号： 31  ページ： 10633-10636  発行年： 2017年08月09日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ビピリミジン(bipym)及び4,5,9,10-テトラアザフェナントレン(taphen)ビスメチルパラジウム錯体,各々,(bipym)Pd(Me)₂(1)及び(taphen)Pd(Me)₂(2),を合成した。1または2とCp^*₂Yb(OEt₂)の反応により,各々,ヘテロ二金属錯体,Cp^*₂Yb(bipym)Pd(Me)₂(3)及びCp^*₂Yb(taphen)Pd(Me)₂(4),を得た。3と4の構造及び磁気的性質を調べた。ヘテロ二金属錯体(3)は,MeIとの酸化的付加によってトリスアルキル化が起こり,Pd^IVが安定化することを見いだした。一方,錯体4はbipym配位子がtaphen配位子に代わることによって電子構造が大きく変わり,Pd^IV化学種の安定性を調節することが可能であることを示した。

シソーラス用語： *イッテルビウム錯体 ,  *パラジウム錯体 ,  X線構造解析 ,  *磁気的性質 ,  *二核錯体 ,  付加反応
準シソーラス用語： 酸化的付加

分類 (2件)： 遷移金属錯体一般  (CE01040N) ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X)

物質索引 (2件)： 2,2′-ビピリミジン ,  4,5,9,10-テトラアザフェナントレン

タイトルに関連する用語 (5件)： 酸化還元 ,  Pd ,  中間体 ,  安定性 ,  調節