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J-GLOBAL ID：201702237564119455   整理番号：17A0884711

回転潮汐変形した粘弾性体の再配向のための数値法【Powered by NICT】

A numerical method for reorientation of rotating tidally deformed viscoelastic bodies

著者 (3件)： Hu H. (Department of Aerospace Engineering, Delft University of Technology, Delft, Netherlands) ,  van der Wal W. (Department of Aerospace Engineering, Delft University of Technology, Delft, Netherlands) ,  Vermeersen L. L. A. (Department of Aerospace Engineering, Delft University of Technology, Delft, Netherlands)
資料名： Journal of Geophysical Research: Planets  (Journal of Geophysical Research: Planets)
巻： 122  号： 1  ページ： 228-248  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2387A  ISSN： 2169-9097  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 粘弾性体の真の極移動(TPW)をシミュレートするための既存の手法は,三つのカテゴリーに分けられる:(i)線形化Liouville方程式を用いた線形動的アプローチは,(例えば,WuとPeltier(1984)およびミトロビッツァら(2005))(ii)準流体近似に基づく非線形動的アプローチは,(例えば,SabadiniとPeltier(1981),Ricardら(1993),及びCambiottiら(2011))および(iii)再配向の流体限界を考慮するだけで,長期限界アプローチは,(例えば,松山とNimmo(2007))。これらの手法のいくつかの限界は研究されていない:潮汐変形した回転体の線形手法である正確な範囲,準流体近似の妥当性,TPWのための動的解。遠心と潮汐両変形できることを粘弾性天体の大角度再配向を決定することができる数値計算手順を確立した。線形アプローチは極あるいは赤道付近の負荷のための大きな誤差をもたらすことを示した。第二に,遅い緩和モードは,地球や他の惑星の大角TPWに大きな影響を持ち得ることを示した。最後に,極付近の正の質量異常により駆動される潮汐変形体の再配向は,潮汐軸周りの代わりにに対する回転に対して優先性を有することを示した。残存バルジを持たない潮汐変形体では,正の質量異常は赤道と潮汐軸に垂直な面近傍で発見する可能性が高いが,負の質量異常は,潮汐と回転軸を含む大円近くになる傾向があった。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *粘弾性 ,  極移動 ,  地球 ,  近似法 ,  *潮汐 ,  回転軸 ,  数値計算 ,  Liouville方程式 ,  赤道 ,  回転物体 ,  *再配向 ,  緩和現象 ,  線形性
準シソーラス用語： *粘弾性体 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 真の極性は低域遮断歪 ,  潮汐変形 ,  線形真の極移動理論 ,  準流体近似

分類 (1件)： 固体の機械的性質一般  (BL01021C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 潮汐変形 ,  粘弾性体 ,  再配向 ,  数値