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J-GLOBAL ID:201702237565856997   整理番号:17A0483966

地域資源を活用した再生可能エネルギー等の利活用技術の開発-林地残材を原料とするバイオ燃料の製造技術の開発-第2章 改質システムの研究開発 2 触媒の高機能化研究開発・物性評価

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資料名:
号: 573  ページ: 18-24  発行年: 2017年03月31日 
JST資料番号: S0070A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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(ア)バイオオイルの改質において最も重要な水素化脱酸素反応において,ニッケルリン化物触媒が高機能触媒であることが分かった。また,その活性は担体によって大きく影響され,高表面積,高い細孔容積を有する担体へ高分散に担持することが重要であることが示された。モデル化合物の2メチルテトラヒドロフラン(2-MTHF)はペンタンとブタンに変換された。このニッケルリン化物触媒は水蒸気耐性があり,再生処理することなく高い活性を30時間維持できた。(イ)水素化脱酸素反応に高活性を示すニッケルリン化物触媒の水性ガスシフト反応活性は,既存の工業触媒や貴金属触媒と比べ活性は低くかった。そのため耐熱性銅系触媒との複合化,あるいはシフト用触媒と水素化脱酸素用触媒を別々に用いることをプロセスの観点から選択することが有効であることが示された。(ウ)モデル化合物による反応試験より,反応速度,触媒接触時間,水素分圧依存性,物質収支等,改質システムの設計検討のための基礎データを取得した。担持ニッケル触媒による2-MTHFの水素化脱酸素反応では,転化率は接触時間に比例した。また,接触時間とともにHDO選択率は向上した。水素分圧依存性では,水素分圧とともに選択率は向上した。反応前後の物質収支はほぼとれている(100±5%)ことが確認できた。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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不均一系触媒反応  ,  木材化学  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 
タイトルに関連する用語 (12件):
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