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J-GLOBAL ID:201702237596918415   整理番号:17A1237685

ナリンゲニンは抗アポトーシスおよび抗酸化効果を介して虚血性脳卒中損傷を予防する【Powered by NICT】

Naringenin prevents ischaemic stroke damage via anti-apoptotic and anti-oxidant effects
著者 (11件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 862-871  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0759A  ISSN: 0305-1870  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アポトーシスと酸化ストレスは多くの虚血性脳血管疾患の発生と進行に関連する主要な因子であると考えられている。ナリンゲニン(NAR)は柑橘類植物における豊富なフラバノンであり,抗酸化,抗発癌及び抗アポトーシス効果を示すことが分かった。本研究では,虚血性脳卒中に及ぼすナリンゲニンの抗アポトーシス及び抗酸化作用を調べることであった。in vitroでは,新生児Sprague-Dawleyラットの脳から単離した皮質神経細胞を無作為に対照群,酸素およびグルコース欠乏/再灌流(OGD/Rep),NARL,(NARM)とNAR H群に分けた。MTTおよびRT-PCRは,細胞増殖のために使用され,アポトーシス関連蛋白質を解析した。Nrf2シグナル伝達経路に及ぼすNARの効果は遺伝子導入手法を用いて調べた。ミトコンドリア機能障害の違いは,フローサイトメトリーにより分析した。in vivoでは,中大脳動脈閉塞(MCAO)モデルを作成し,神経学的欠損および脳湿潤/乾燥(W/D)比を評価し,記録した;アポトーシスはTUNELアッセイに基づいて測定した。さらに,生化学的指標はin vitro及びin vivoで検出された。NARは皮質ニューロン細胞増殖,アポトーシスが阻害され,酸化ストレスを促進し,Nrf2蛋白質(P<.05)の局在性を調節した。さらに,Nrf2のサイレンシングと過剰発現は皮質神経細胞増殖とアポトーシス(P<.05)に影響した。in vivoでは,NARは脳浮腫を軽減し,神経学的欠損を改善し,アポトーシスおよび酸化ストレス(P<.05)を減らすことができた。これらの知見は,NARはアポトーシスと酸化ストレスを減らすことができるとNrf2シグナル伝達経路は,この調節過程に関与していることを示した。NARは虚血性脳卒中の症例における抗アポトーシス及び抗酸化作用のために健康促進特性を有している。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  神経の基礎医学 

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