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J-GLOBAL ID：201702237606636333   整理番号：17A1128130

常在微生物混合培養によるベンゼンの生物分解:速度論的モデリングとプロセス最適化【Powered by NICT】

Benzene biodegradation by indigenous mixed microbial culture: Kinetic modeling and process optimization

著者 (2件)： Padhi Susant Kumar (Department of Civil Engineering, Indian Institute of Technology Guwahati, Guwahati 781039, India) ,  Gokhale Sharad (Department of Civil Engineering, Indian Institute of Technology Guwahati, Guwahati 781039, India)
資料名： International Biodeterioration & Biodegradation  (International Biodeterioration & Biodegradation)
巻： 119  ページ： 511-519  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0518A  ISSN： 0964-8305  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ベンゼンはヒトの健康および大気に有害な影響を持つ塗料,化学,石油化学工業から発生する有害汚染物質の一つである。本研究では,濃度25~600mg/l範囲の振とうフラスコ中の常在混合微生物培養によるベンゼンの生物分解を報告し,プロセスに関与する速度論をモデル化した。得られた実験データは,生物動力学定数を測定するために両阻害とnoninhibitionモデルに適合した。Haldaneモデルは実験データを予測するために最良であった。中心複合設計は,ベンゼンの生物分解を高めるためにpHとベンゼン濃度の最適化に用いた。7.05とベンゼン濃度332.82mg/lの最適pHで,最大計算した特異的増殖速度と分解率は0.051/時間及び6.01mg/lであった。試料のLC-MS分析は中間体,ベンゼンの生物分解の開発経路を正当化するとしてカテコール,cis 1,2 ジヒドロベンゼン 1,2 ジオール,2 ヒドロキシムコナート セミアルデヒドの存在を示した。ベンゼン分解に関与する混合培養で優勢な微生物は後にEnterobacter cloacae SG208であると同定した。結果は,ベンゼンの生物分解のプロセスへの洞察を提供し,ベンゼンの処理のための固有の混合培養の可能性を証明した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 汚染物質 ,  *生物分解 ,  ジオール ,  *最適化 ,  LC-MS分析 ,  *速度論 ,  *混合培養 ,  中間体 ,  *モデリング ,  石油化学工業 ,  多価フェノール ,  芳香族炭化水素
準シソーラス用語： 増殖速度 ,  中心複合計画 ,  *プロセス最適化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ベンゼン ,  Biodegradation ,  Haldaneモデル ,  Optimization ,  代謝中間体 ,  Enterobacter cloacae SG208

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  代謝と栄養  (EG03054K)

物質索引 (2件)： カテコール ,  ベンゼン

タイトルに関連する用語 (7件)： 微生物 ,  混合培養 ,  ベンゼン ,  生物分解 ,  速度論 ,  モデリング ,  プロセス最適化