抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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タイのバンコクに活動拠点を置き20年の活動実績を持つ日本人弁理士が現場からの視点として,「東南アジアの知財において,その傾向を形成していると思われる三つの潮流」について紹介した。それらは,1)技術移転を現地国において確実に行い,現地政府がその技術移転過程を監視する法的及び実態的体制整備,2)外国からの導入技術についての排他的権利を,現地政府主導で強権的に弱体化または無効化する仕組み作り,3)中進国の罠から脱出するための現地企業向けの特許制度作り,その切り札としての小特許制度(日本の実用新案制度に相当)への期待,である。それぞれへの期待を,最新の情勢を含めて解説し,かつ将来展望を述べた。そして最後に,海外(特にアジア)で仕事をする日本弁理士の方々へのメッセージを掲載した。