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J-GLOBAL ID:201702237648942414   整理番号:17A1344335

全バナジウムレドックスフロー電池のための修飾したスルホン化ポリ(アリーレンエーテルケトン)複合膜の超プロトン/バナジウム選択性【Powered by NICT】

Ultra-high proton/vanadium selectivity of a modified sulfonated poly(arylene ether ketone) composite membrane for all vanadium redox flow batteries
著者 (2件):
資料名:
巻:号: 32  ページ: 16663-16671  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0204B  ISSN: 2050-7488  CODEN: JMCAET  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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芳香族ブロック共重合体スルホン化ポリ(アリーレンエーテルケトン)(SPAEK)とZrO_2ナノチューブ(ZrNTs)から成る超イオン選択膜を溶液注型法によって設計し,作製した。複合膜は元のSPAEK膜と比較して高いプロトン伝導性と減少したVO~2+クロスオーバー速度を示した。SPAEK/ZrNT複合膜を全バナジウムレドックスフロー電池(VRB)の長期運転におけるバナジウムイオンのクロスオーバーを減少させることにより,高いプロトン伝導性と優れたイオン選択性を示した。SPAEK/ZrNTのVO~2+透過速度は0.09×10~ 7cm~2分~ 1元SPAEK(1.0×10~ 7cm~2分~ 1)とNafion-212(3.3×10~ 7cm~2分~ 1)膜のそれと比較して11と37倍低いであった。SPAEK/ZrNT複合膜で構成したVRBは有意に低い自己放電速度を示し,500時間,元のSPAEK(126 h)とNafion-212(29 h)膜と比較して,複合膜(6.6×10~6S分cm~ 3)の優れたイオン選択性,元のSPAEKとNafion-212膜のそれに比べて11と41倍高いイオン選択性を示す1.3Vの開回路電圧を保持した。SPAEK/ZrNT複合膜は40mA cmで~ 2高いクーロン効率(CE, 99.86%)とエネルギー効率(EE, 83.82%)を示し,元のSPAEK(CE,97.76%,EE,81.56%)とNafion-212(CE,89.65%,EE,75.53%)膜であった。SPAEK/ZrNT複合膜の容量保持は93%であり,これは100VRBサイクル後SPAEK(72%)とNafion-212(38%)膜のそれよりはるかに高かった。さらに,SPAEK/ZrNT複合膜を用いたVRBは異なる電流密度で安定したサイクル性能を維持し,VRBで広く使用されている市販Nafion膜の代替としてこの分離器の大きな可能性を示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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二次電池 

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