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J-GLOBAL ID：201702237730179101   整理番号：17A1048044

ダイヤモンド中のVN₃H欠陥量子力学的特性化【Powered by NICT】

The VN₃H defect in diamond: a quantum-mechanical characterization

著者 (6件)： Gentile Francesco Silvio (Dipartimento di Chimica, Universita di Torino, via Giuria 5, IT-10125 Torino, Italy. [e-mail]) ,  Salustro Simone ,  Causa Mauro ,  Erba Alessandro ,  Carbonniere Philippe ,  Dovesi Roberto
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 33  ページ： 22221-22229  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ダイヤモンド(三個の窒素と一炭素原子で囲まれた空格子点,後者の水素原子で飽和した)におけるVN₃H欠陥を,周期的スーパセル法,全電子Gauss型基底関数系,密度汎関数理論の「ハイブリッド」汎関数及び結晶プログラムを用いて量子力学的に研究した。三個の完全に最適化された構造モデル(3264,及び128個の原子を含むスーパーセル)は欠陥濃度の影響を調べるために考慮した。欠陥の電子配置はその構造的特徴の記述と共に報告した。特に,C-H結合への三個の窒素原子の孤立電子対の影響を検討した。VN₃H欠陥の振動分光学的特徴の完全なキャラクタリゼーションも提示し,最も関連性のある基準モードの非調和性を検討した。赤外およびRamanスペクトルは,特定のピークを示したが,これにより,自然および照射損傷ダイヤモンド中に一般的に存在する多くの欠陥の間のこの特別な欠陥の同定を可能にした。特に,3107cm^-1で実験的に観察され,欠陥のスペクトルフィンガープリント(すなわちC-H伸縮モード)の主な特徴は,ここでB3LYP「ハイブリッド」汎関数(その高調波値に比べて157cm^-1の非調和赤方偏移)3094cm^-1で計算される。欠陥のスペクトル特徴に三個の窒素原子による役割プラッドは¹⁴N→¹⁵N同位体置換による赤方偏移を通して明確に特定された。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ダイヤモンド ,  *バナジウム化合物 ,  *窒化物 ,  炭素 ,  窒素 ,  水素 ,  *空格子点 ,  格子欠陥 ,  Gauss型軌道関数 ,  密度汎関数法 ,  *結晶構造 ,  *量子論 ,  最適化 ,  モデル ,  数値解析 ,  電子配置 ,  電子構造 ,  C-H結合 ,  孤立電子対 ,  振動分光法 ,  赤外スペクトル ,  Ramanスペクトル
準シソーラス用語： B3LYP ,  構造モデル ,  窒化バナジウム ,  *量子力学

分類 (3件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  塩  (CD01050V) ,  量子力学一般  (BA06010C)

タイトルに関連する用語 (4件)： ダイヤモンド ,  欠陥 ,  量子 ,  力学的特性