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J-GLOBAL ID:201702237785642186   整理番号:17A0499028

シングルサイト突然変異を有するカルシウムバイオセンサの調整 フェムト秒Raman分光法による構造動力学洞察

Tuning calcium biosensors with a single-site mutation: structural dynamics insights from femtosecond Raman spectroscopy
著者 (6件):
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巻: 19  号: 10  ページ: 7138-7146  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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蛍光蛋白質バイオセンサは生物学的過程及びライフサイエンスの人気のあるレポーターであるが,その基本的な動作機構ははっきりしないままである。本来の時間の尺度での機能的蛍光事象を特性化するため,波長変調フェムト秒誘導Raman分光法(FSRS)を実行して,単一のPro377Arg突然変異を有する青-緑発光レシオメトリック蛍光蛋白質ベースCa2+バイオセンサを解明した。およそ1000~1650/cmの埋込み発色団の過渡Ramanモードは特有の強度と周波数動力学を示し,それは潜在的な原子運動と光化学反応段階を暗示する。実験研究により,Ca2+の突然変異したアルギニン残余捕捉複合発色団サブ集団との結合による,蛋白質局所環境の隠れた構造不均一性が明らかになり,そのことが400nm光励起後の励起状態プロトン移動(ESPT)の約16と90psの別個の時定数を示した。変更されたESPT反応経路とCa2+バイオセンサの発光特性は,埋め込まれた発色団の局所環境(つまり活性部位)の部位特異的な変更により機能性の調整をする,先進の蛍光蛋白質バイオセンサの合理的な設計の基本的一歩を示している。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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アミノ酸  ,  分子構造  ,  有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル 

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