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J-GLOBAL ID:201702237787915726   整理番号:17A1086720

肝硬変におけるアディポカイン

Adipokines in Liver Cirrhosis
著者 (4件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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肝線維症は重篤な疾患と考えられている肝硬変に進行することがある。肝硬変患者の残存肝機能を評価するためにChild-Pughスコアおよび末期肝疾患スコアのモデルが確立されている。門脈圧亢進症の進行は,これらの患者における腹水,静脈瘤出血およびさらなる合併症に寄与する。経頸静脈性肝内門脈体循環シャント(TIPS)を使用して,患者の治療における主要な改善を表す門脈圧を低下する。アディポカインは,脂肪組織から放出され,肝臓の線維形成を調節するタンパク質である。これらのタンパク質は,血管新生,血管拡張,炎症および細胞外マトリックスタンパク質の沈着を含む肝臓機能に関与する様々な生物学的プロセスに影響を及ぼす。最も研究されているアディポカインはアディポネクチンとレプチンである。アディポネクチンは,肝臓の炎症および線維形成を防ぎ,レプチンは線維形成促進因子として機能する。これらおよび他のアディポカインは,肝硬変患者の疾患重症度を調節すると考えられている。その結果,これらのタンパク質の循環レベルを解析して,肝硬変患者における肝機能,門脈圧亢進およびその関連合併症のパラメータとの関連を同定した。この報告記事は,肝炎および肝線維症におけるアディポカインの役割について簡単に述べている。ここで,肝硬変患者の全身血液中のこれらのタンパク質を分析した研究を列挙し,肝硬変患者の種々のコホートにおいて同等に変化するアディポカインを同定する。いくつかの研究では,全身,肝臓および門脈血中またはTIPS後にこれらのタンパク質を測定し,これらのタンパク質の循環レベルおよび門脈圧亢進の効果にそれぞれ寄与する組織を特定した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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サイトカイン  ,  消化器の疾患 
タイトルに関連する用語 (2件):
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