文献

J-GLOBAL ID：201702237799838501   整理番号：17A1249687

界面活性剤剥離2次元二硫化モリブデン(2D MoS_2):水素発生反応に及ぼす界面活性剤の役割【Powered by NICT】

Surfactant-exfoliated 2D molybdenum disulphide (2D-MoS₂): the role of surfactant upon the hydrogen evolution reaction

著者 (6件)： de-Mello Gabriella B. (Escola politenica da universidade de Sao Paulo, Avenida, 380, CEP 05508-900, Sao Paulo, Brazil) ,  Smith Lily ,  Rowley-Neale Samuel J. ,  Gruber Jonas ,  Hutton Simon J. ,  Banks Craig E.
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 58  ページ： 36208-36213  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノメータ横方向サイズを持つ欠陥のないフレークを製造する容易な方法であるので,界面活性剤(コール酸ナトリウム,SC)が仲介する液体(水)相剥離は2D二硫化モリブデン(2D MoS_2SC)ナノシートを作製するための一般的な手法である。水素発生反応(HER)に対する2D MoS_2SCの電極触媒挙動を酸性媒体中のベンチマークと元の2D MoS_2(界面活性剤無しで製造した2D MoS_2)の等価質量に劣るHER活性を示すことを見出し,HER開始電位,電流密度およびTafel値はそれぞれ 0.61V(vs. SCE),2.19mA cm~ 2と141mV dec~ 1および0.42V(vs. SCE),4.96mA cm~ 2;94mV dec~ 1であった。本研究では,コール酸ナトリウムは2D MoS_2のHER活性に有害な影響を持つことを示した。,液体界面活性剤剥離により作製した,2D材料を利用する今後の研究は,観察された電気化学的応答における界面活性剤の役割を考察し,必要な制御実験を行う必要がある。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 媒質 ,  電気化学 ,  ナノシート ,  *界面活性剤 ,  ベンチマーク ,  電極触媒 ,  *二次元 ,  電位 ,  フレーク ,  酸性 ,  *水素発生反応 ,  電流密度 ,  ステロイド ,  カルボン酸塩 ,  脂環式アルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： ナノメータ ,  *二硫化モリブデン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

物質索引 (1件)： コール酸ナトリウム

タイトルに関連する用語 (6件)： 界面活性剤 ,  2次元 ,  硫化モリブデン ,  2D ,  水素発生反応 ,  役割