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J-GLOBAL ID：201702237804732185   整理番号：17A0522357

チオエーテル官能化ピコリニウムイオン液体 合成,物理的性質及び計算研究

Thioether-functionalized picolinium ionic liquids: synthesis, physical properties and computational studies

著者 (8件)： Thigpen A. Shay (Department of Chemical and Biomolecular Engineering, University of South Alabama, Mobile, Alabama 36688, USA. [e-mail]) ,  Nestor Stephen T. ,  O’Brien Richard A. ,  Minkowicz Samuel ,  Sheng Yinghong ,  Davis James H. ,  West Kevin N. ,  Mirjafari Arsalan
資料名： New Journal of Chemistry  (New Journal of Chemistry)
巻： 41  号： 4  ページ： 1625-1630  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0785A  ISSN： 1144-0546  CODEN： NJCHE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： チオエーテルの側鎖部分に付加した3-及び4-ピコリニウムカチオンを含む一連のイオン液体をチオール-エンクリック反応で構築した。これらの構造-性質関係を温度遷移領域(融点とガラス転移温度)及び熱容量の研究から広く考察し,実験結果を理論研究から裏付けた。合成したイオン液体は20.2°C以下で融解する。液晶の熱的及び熱力学的性質に及ぼす鎖長の変化,カチオンの型(ピコリニウム対イミダゾリウム)や環上のメチル基の位置の影響を調べた。集めたデータによると,ピコリンベースのイオン液体のガラス転移温度は,炭素数が奇数の鎖の場合のほうが偶数の鎖の場合よりも低い。これは,偶数のものがより組織化した構造を持つことを示す。選択したイオン液体の水(極性)溶媒及びヘプタン(非極性)溶媒への混合性を定量化した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *イオン液体 ,  融点 ,  *ガラス転移点 ,  *熱容量 ,  鎖長効果 ,  窒素複素環化合物 ,  混合液体 ,  相溶性 ,  スルフィド ,  解析
準シソーラス用語： ピコリン類 ,  混合性 ,  チオエーテル類 ,  構造性質相関

分類 (3件)： 融解塩  (CB05050R) ,  ピリジン  (CF07095Q) ,  熱物性一般  (BL05010C)

物質索引 (17件)： 3-ピコリン ,  4-ピコリン ,  1-[3-(ペンチルチオ)プロピル]-3-メチルピリジニウム ,  1-[3-(ペンチルチオ)プロピル]-4-メチルピリジニウム ,  1-[3-(ヘキシルチオ)プロピル]-3-メチルピリジニウム ,  1-[3-(ヘプチルチオ)プロピル]-3-メチルピリジニウム ,  1-[3-(ヘプチルチオ)プロピル]-4-メチルピリジニウム ,  1-[3-(オクチルチオ)プロピル]-3-メチルピリジニウム ,  1-[3-(オクチルチオ)プロピル]-4-メチルピリジニウム ,  1-[3-(ノニルチオ)プロピル]-3-メチルピリジニウム ,  1-[3-(ノニルチオ)プロピル]-4-メチルピリジニウム ,  1-[3-(デシルチオ)プロピル]-3-メチルピリジニウム ,  1-[3-(デシルチオ)プロピル]-4-メチルピリジニウム ,  1-[3-(ウンデシルチオ)プロピル]-4-メチルピリジニウム ,  1-[3-(テトラデシルチオ)プロピル]-4-メチルピリジニウム ,  1-[3-(ヘキサデシルチオ)プロピル]-3-メチルピリジニウム ,  1-[3-(ヘキサデシルチオ)プロピル]-4-メチルピリジニウム

タイトルに関連する用語 (5件)： チオエーテル ,  官能化 ,  物理的性質 ,  計算 ,  研究