文献

J-GLOBAL ID：201702237885999693   整理番号：17A1370314

新たなサンスクリーン技術とサンケア素材 紫外線・近赤外線を防ぎ使用感を改良する複合粉体加工プロセスの開発

Development of a composite powder processing process to prevent ultraviolet rays and near infrared rays and improve the feeling of use

著者 (1件)： 鈴木高広 (近畿大 生物理工)
資料名： Fragrance Journal  (Fragrance Journal)
巻： 45  号： 10  ページ： 18-24  発行年： 2017年10月15日 
JST資料番号： G0987B  ISSN： 0288-9803  CODEN： FUJAD7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 消費者は,UVや赤外線(NIR)による外因性ストレスによる光老化を防止する化粧品を望んでいる。ファンデーションでも,UVやNIRの影響を防ぐ確かな化粧品を創出すれば,日焼け止め品のように売り上げの大幅拡大が望める。製品各社はコスパの高さを宣伝するため,「エビデンス」というキーワードを好んで用いるようになってきた。光老化作用を防ぐ効果に関しても,明確なエビデンスを提供する開発競争が活発化している。化粧品のUV防御剤は,無機ナノ粒子と有機吸収剤とがある。粒子径100nm未満をナノ粒子と呼び,化粧品には主に酸化チタン等を使用する。NIR遮蔽剤もいくつか提案されている。だが,可視光よりも長波長のNIRを遮蔽すると,可視光の散乱度が高まるため,白浮きしてパウダー製品には不向きとなる遮蔽剤もある。パウダーファンデーションには,UV遮蔽と共に,NIRの遮蔽効果を付与する技術が求められてきている。

シソーラス用語： *日焼け止 ,  *近赤外線 ,  *紫外線 ,  *使用性 ,  *感覚 ,  *粉体 ,  *ファンデーション ,  *予防医学 ,  *老化 ,  スラリー ,  *遮蔽 ,  効果 ,  *加工
準シソーラス用語： *サンスクリーン ,  紫外線防御剤 ,  使用感 ,  複合粉 ,  老化防止 ,  光老化 ,  紫外線遮蔽 ,  遮蔽効果

分類 (1件)： 化粧品  (YG03030S)

タイトルに関連する用語 (8件)： サンスクリーン ,  素材 ,  紫外線 ,  近赤外線 ,  使用感 ,  複合粉体 ,  加工プロセス ,  開発