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J-GLOBAL ID:201702237899879466   整理番号:17A1055897

電離放射線の低用量への環境曝露マウスにおける早期腎毒性に及ぼす影響【Powered by NICT】

Environmental exposure to low-doses of ionizing radiation. Effects on early nephrotoxicity in mice
著者 (9件):
資料名:
巻: 156  ページ: 291-296  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0574A  ISSN: 0013-9351  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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チェルノブイリのそれ(1986)と福島(2011)のような大きな大きさの核事故は汚染地域に住んでいる人は,電離放射線(IR)に曝露された可能性があることを意味している。しかし,低線量放射線の影響の用量-反応関係はまだ確立されていない。本研究は,マウスの腎臓に対する低用量内部放射線被曝の早期効果を調べることを目的とした。成熟雄(C57BL/6J)マウスを三群に分けた。二群は4000と8000Bq/kg bwの活性と単回皮下(s.c.)用量セシウム(~137Cs)を受けた。第三群(対照群)は0.9%生理食塩水の単回s.c.注入を受けた。急性および亜急性効果を評価するために,マウス(各群の半分)は~137Cs曝露後72時間と10日で安楽死させた。尿試料は,生化学的分析,F2 イソプロスタン(F2 IsoP)と腎損傷分子 1(KIM 1)レベルの測定を含むのために収集した。さらに,酸化的DNA損傷の高感度マーカーである8-ヒドロキシ-2′-デオキシグアノシン(8 OHdG)の濃度は,腎組織で測定した。総蛋白質の尿中排せつはCs4000に曝露されたマウスにおける72時間で有意に増加した。尿酸と乳酸デヒドロゲナーゼ(LDH)はCs8000に曝露した動物における曝露後の両方で有意に減少した。Cs4000に72時間および10日間の曝露後に,γglutamilトランスフェラーゼ(GGT)とN-アセチル-β-D-グルコサミニダーゼ(NAG)活性の顕著な増加が観察された。同様に,F2 IsoPレベルは増加した主に曝露後72時間群でCs4000。照射(~137Cs)に続いて,KIM-1の最高レベルは72時間でCs4000群に相当した。同様に,主要なDNA損傷はCs4000に曝露したマウスで検出され,主に照射後10日であった。いくつかのバイオマーカーにおける観察された変化は,低線量IR(~137Csとして与えられた)への曝露に続いて直後に腎障害を示唆した。内部IR誘導腎毒性に関与する機構を明らかにするためにさらなる研究が必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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動物に対する影響  ,  人間に対する影響  ,  その他の汚染原因物質 

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