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J-GLOBAL ID：201702237928608693   整理番号：17A0633214

CNF実用化の現状と今後の展望-本格化する企業の事業展開と応用製品開発-

資料名： 紙パルプ技術タイムス  (Japanese Journal of Paper Technology)
巻： 60  号： 6  ページ： 23-28  発行年： 2017年06月01日 
JST資料番号： Y0280A  ISSN： 0453-1507  CODEN： KPGTAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： セルロースナノファイバー(CNF)は主に紙の材料となるパルプを原料として,化学的・機械的方法によりセルロースを解繊し,ナノレベルの微細なサイズに処理して取り出した最小構造単位のセルロース成分である。本文は,この素材としてのCNFを概観するとともに,製紙メーカーを中心とする企業の取り組みに焦点を当て,今後のCNFの方向性を探った。日本におけるCNFの基礎研究は東京大学や京都大学によって進められてきたが,近年それらの研究成果をベースに産学官による実用化に向けた共同開発プロジェクトが立ち上げられ,また最近ではそこでの実績を踏まえたメーカーそれぞれのCNF事業をスタートさせ実績をあげつつある。本文では主要企業のCNF事業の取り組みを紹介した。

シソーラス用語： *ナノファイバ ,  炭素繊維 ,  ナノ構造 ,  実用化 ,  技術展望 ,  製紙工業 ,  製品開発 ,  *セルロース繊維 ,  セルロース ,  展開
準シソーラス用語： CNF【繊維】 ,  *セルロースナノファイバー ,  事業展開

分類 (1件)： 各種パルプの製造  (YL02020P)

タイトルに関連する用語 (9件)： CNF ,  実用化 ,  現状 ,  展望 ,  企業 ,  事業 ,  展開 ,  応用 ,  開発