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J-GLOBAL ID：201702237952797265   整理番号：17A0292360

景観規制が商店街の商業空間と生活空間に与えた影響-沼津アーケード名店街における美観地区制度に着目して-

INFLUENCE OF TOWNSCAPE REGULATIONS UPON COMMERCIAL AND LIVING SPACE WITHIN SHOPPING DISTRICTS-Focusing on the Numazu Arcade Shopping District aesthetic area law-

著者 (3件)： 清水有愛 (早稲田大 大学院創造理工学研究科) ,  後藤春彦 (早稲田大 理工学術院) ,  馬場健誠 (早稲田大 重点領域研究機構)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 733  ページ： 723-733  発行年： 2017年03月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,景観地区(旧美観地区)の沼津アーケード名店街における商業空間と生活空間の変容と美観地区制度に対する居住者の意識の変容に着目し,具体的に以下の3点を明らかにした。1)建設過程と商業の需要に伴った商業空間と生活空間の変容,2)商業空間と生活空間の変容に伴った空間利用の変容,3)居住者の美観地区制度に対する意識の変容。沼津アーケード名店街における生活の様相を詳細に記録すると共に,美観地区制度が生活に与えた影響について考察した。同名店街の建設過程を整理した結果,沼津アーケード名店街における美観地区制度は,規制緩和条件として設けられたものであることが確認できた。

シソーラス用語： *商店街 ,  *アーケード ,  *建築空間 ,  商店建築 ,  空間 ,  静岡県 ,  *地区 ,  *建築規制 ,  住民 ,  利用 ,  規制緩和 ,  現地調査 ,  *商業空間 ,  *景観地区
準シソーラス用語： 生活空間 ,  居住者 ,  空間利用

分類 (2件)： 建築工学一般  (RB01010M) ,  商業建築,事務所建築  (RB05030K)

引用文献 (55件)：

• 1) 初田香成 : 都市の戦後 雑踏のなかの都市計画と建築, 東京大学出版会, 2011
• 2) 日本建築学会編:生活景 身近な景観価値の発見とまちづくり, 学芸出版社, 2009
• 3) 速水清孝、市岡綾子:福島市の防火建築帯の指定と変更の過程 第二次世界大戦後の地方都市の復興に関する研究, 日本建築学会計画系論文集78, 694, pp. 2521-2528, 2013.12
• 4) 角哲、越澤明:秋田県大館市の防火建築帯を中心とした大火復興による都市形成, 日本建築学会計画系論文集 80, 713, pp. 1707-1715, 2015.7
• 5) 中井邦夫:横浜の防火建築帯における空所の構成, 日本建築学会計画系論文集 80, 708, pp. 323-330, 2015.2

タイトルに関連する用語 (8件)： 景観 ,  規制 ,  商店街 ,  商業空間 ,  生活空間 ,  アーケード ,  制度 ,  着目