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J-GLOBAL ID:201702237953944326   整理番号:17A1041486

LITOSとWRFシミュレーションによる高分解能乱流測定による砕波のケーススタディ

Case study of wave breaking with high-resolution turbulence measurements with LITOS and WRF simulations
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号: 12  ページ: 7941-7954 (WEB ONLY)  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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波の乱流への破砕を調べるため,気球搭載機器LITOS(Leibniz-Institute Turbulence Observations in the Stratosphere)により観測した風変動から得た乱流エネルギー散逸速度の測定結果をWeather Research and Forecasting(WRF)モデルによるにシミュレーションと組合せた。キルナ(68°N,21°E)からの1フライトとキュールングスボルン(Kuhlungsborn;54°N,12°E)からの2フライトを解析した。散逸速度は,対流圏と15km未満の成層圏で0.1mW kg-1(~0.01Kd-1)オーダーで,別個の層では約2桁増加した。28kmまでの成層圏での飛行では,測定結果は15kmより上でほとんど乱流を示さなかった。もう1つの飛行では圏界面直下の非常に高い散逸を伴うパッチが特徴的で,強い風シヤと波フィルタリング条件が一緒にみられた。一般に,小さいあるいはやや負のRichardson数は,高い散逸の十分条件であることが確かめられた。反対に,大きな乱流が安定条件の下部成層圏でみられた。観測されたエネルギー散逸速度は,モデルの鉛直風で見える波パターンと関係した。とりわけ,前記の15kmでの乱流画分の低下は,WRFで見える波パターンの振幅低下と同時に生じた。このことは,波飽和がLITOS乱流データで見えることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
大規模擾乱,台風,大気重力波 

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