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J-GLOBAL ID：201702237982482922   整理番号：17A1018050

異なる金属酸化物を含有する高導電性バリウム鉄バナジウム酸塩ガラス

Highly conductive barium iron vanadate glass containing different metal oxides

著者 (7件)： NISHIDA Tetsuaki (Kindai Univ., Fukuoka, JPN) ,  IZUTSU Yukimi (Kindai Univ., Fukuoka, JPN) ,  FUJIMURA Mina (Kindai Univ., Fukuoka, JPN) ,  OSOUDA Keito (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  OTSUKA Yuki (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  KUBUKI Shiro (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  OKA Nobuto (Kindai Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Pure and Applied Chemistry  (Pure and Applied Chemistry)
巻： 89  号： 4  ページ： 419-428  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0385A  ISSN： 0033-4545  CODEN： PACHAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 異なる金属(ガリウムまたはゲルマニウム)の酸化物を含むバリウム鉄バナジウム酸塩ガラスを調製し,導電性を比較した。作製した20BaO・xGa₂O₃・(10-x)Fe₂O₃・70V₂O₅および20BaO・xGeO₂・(10-x)Fe₂O₃・70V₂O₅のガラス転移温度および結晶化温度は示差熱分析で確認した。高導電性を有するバナジウム酸塩ガラスの導電機構は小型ポーラロンホッピング理論と組み合わされたn型半導体モデルである可能性が高い。バナジウム酸塩ガラスの電気伝導率は,結晶化温度より高温領域で活性化エネルギーの低下を伴って増大した。酸化鉄の酸化ガリウムまたは酸化ゲルマニウムへの置換によって導電性を高めるためには,GaまたはGe原子が3d¹⁰配置であることが必要である。

シソーラス用語： *バナジウム酸塩 ,  *ガラス ,  酸化鉄 ,  酸化ガリウム ,  酸化ゲルマニウム ,  化学合成 ,  *導電性 ,  *電気伝導率 ,  ガラス転移点 ,  晶出温度 ,  示差熱分析 ,  N型半導体 ,  電気伝導 ,  活性化エネルギー ,  *鉄化合物 ,  *バリウム化合物 ,  バンドギャップ ,  Moessbauer分光法 ,  構造緩和
準シソーラス用語： *酸化物ガラス ,  小型ポーラロン伝導 ,  *導電性ガラス

分類 (3件)： ガラスの性質・分析・試験  (YC02030Z) ,  非晶質・液体半導体の電気伝導  (BM03042G) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

タイトルに関連する用語 (6件)： 金属酸化物 ,  高導電性 ,  バリウム ,  鉄 ,  バナジウム酸塩 ,  ガラス