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J-GLOBAL ID:201702237983627470   整理番号:17A0561892

メタボリック症候群男性の血液,尿,および筋肉における総合メタボローム解析:4か月の治療後のレスベラトロールの作用に関する無作為化プラセボ対照臨床治験

Comprehensive Metabolomic Analysis in Blood, Urine, Fat, and Muscle in Men with Metabolic Syndrome: A Randomized, Placebo-Controlled Clinical Trial on the Effects of Resveratrol after Four Months’ Treatment
著者 (4件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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レスベラトロールは齧歯類においていくつかの有益な代謝作用を持っているが,ヒトでのレスベラトロールの作用については不明である。そこで著者らは,4か月間のレスベラトロールまたはプラセボ治療に無作為化された中年メタボリック症候群男性の血液,尿,脂肪組織,および骨格筋組織での非標的総合メタボローム解析を行った。4つのマトリクスのすべてに亘ってステロイドホルモンの変化は観察されたもっとも顕著な変化であった。レスベラトロール治療は血液,脂肪組織,および筋肉組織中の硫酸化アンドロゲン前駆体を減少させ,尿中のこれらの代謝産物を増加させた。さらに,レスベラトロールで治療された男性では筋肉代謝回転のマーカーは増加し,脂質代謝は影響を受けて,細胞内グリセロールの増加と長鎖飽和,一価不飽和,および多価不飽和(n3およびn6)遊離脂肪酸の蓄積を伴っていた。最後に,腸微生物叢の組成を主に反映する尿中芳香族アミノ酸誘導体はレスベラトロール治療により変化した。結論として,4つの異なるマトリクスに適用した非標的メタボロミクスアプローチはメタボリック症候群男性での4か月間のレスベラトロール治療後のいくつかの代謝経路に対してわずかではあるが頑健な作用の証拠をもたらしたが,これらの作用のほとんどは通常の分析では検出されなかったものと思われる。影響を受けた経路はレスベラトロールの作用およびおそらく特にステロイド代謝と腸微生物叢の領域に関する将来の治験の焦点になると思われる。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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代謝異常・栄養性疾患の治療  ,  代謝異常・栄養性疾患の診断  ,  臨床診断学  ,  代謝作用薬一般 
物質索引 (1件):
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タイトルに関連する用語 (12件):
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