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J-GLOBAL ID：201702237989771240   整理番号：17A0412585

大動脈壁のラメラ構造の機械的性質の特性化:加齢の影響【Powered by NICT】

Characterization of mechanical properties of lamellar structure of the aortic wall: Effect of aging

著者 (2件)： Taghizadeh Hadi (Division of Biomechanics, Mechanical Engineering Department, Sahand University of Technology, Tabriz 51335-1996, Iran) ,  Tafazzoli-Shadpour Mohammad (Cardiovascular Engineering Laboratory, Faculty of Biomedical Engineering, Amirkabir University of Technology, 424 Hafez Ave., Tehran 15875-4413, Iran)
資料名： Journal of the Mechanical Behavior of Biomedical Materials  (Journal of the Mechanical Behavior of Biomedical Materials)
巻： 65  ページ： 20-28  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2351A  ISSN： 1751-6161  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 増加した動脈圧などの機械的刺激を受けた時の動脈壁組織はそれらの機械的環境に敏感であり,それらの構造と機械的性質を再構築する。そのような再構築は,高血圧と加齢で明白であった。加齢は撹乱されたエラスチン機能とコラーゲン含有量の増加に帰属される動脈壁の硬化を特性化した。時効により誘起された微細構造変化に関する新しい洞察を提供するより良く理解するために,大動脈中膜のラメラモデルを用いて,若齢および老齢ヒト胸部大動脈試料の壁構造と機械的挙動を特性化し,比較することであった。そのようなモデルは,動脈中膜を交互同心層の二セット,すなわちエラスチンとラメラ層のシートとして。組織学的および二軸試験を行い,媒体のミクロ組織の特徴と応力-歪曲線は,若年者および高齢者で評価した。最適化アルゴリズムと超弾性構成方程式を用いた層の応力-歪曲線は,両年齢群を評価した。結果は年齢コラーゲン沈着関連に多分起因すると高齢者間のラメラ層の体積分率のわずかな上昇を示した。加齢は弾性ラメラの顕著な軟化を伴うラメラ層の本質的な硬化を示した。古い試料の一般的な著しい硬化は壁ラメラ内のエラスチンの機能低下に起因する荷重支持時のラメラ層の体積分率の増加およびコラーゲン線維の初期動員の両方に起因した。壁ミクロ組織と機械的挙動の結合による老化と臨床条件における機械的環境を交互に応答して壁媒体のラメラ構造の機械的特性化は,動脈リモデリングの研究に有益である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 応力歪曲線 ,  エラスチン ,  *層状組織 ,  コラーゲン線維 ,  超弾性 ,  *動脈 ,  *大動脈 ,  体積率 ,  ヒト ,  コラーゲン ,  再構成 ,  弾性 ,  老人 ,  *キャラクタリゼーション
準シソーラス用語： *動脈壁 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 加齢 ,  動脈壁 ,  Remodeling ,  ラメラ構造 ,  構造力学結合 ,  構成モデル化

分類 (4件)： 骨格系  (EJ10030R) ,  循環系の基礎医学  (GJ01020K) ,  循環系モデル  (EL02020V) ,  生体計測  (EL03020C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 動脈壁 ,  ラメラ構造 ,  機械的性質 ,  特性化 ,  加齢