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J-GLOBAL ID：201702238008780513   整理番号：17A1693481

効率的な光触媒酸化性能のための[001]優先配向した透明NbドープTiO₂膜【Powered by NICT】

Transparent Nb-doped TiO₂ films with the [001] preferred orientation for efficient photocatalytic oxidation performance

著者 (6件)： Kong Lina (Institute of Material Physics, Key Laboratory of Display Materials and Photoelectric Devices of Ministry of Education, Key Laboratory for Optoelectronic Materials and Devices of Tianjin, College of Materials Science and Engineering, Tianjin University of Technology, Tianjin 300191, China) ,  Wang Changhua ,  Wan Fangxu ,  Li Lan ,  Zhang Xintong ,  Liu Yichun
資料名： Dalton Transactions  (Dalton Transactions)
巻： 46  号： 44  ページ： 15363-15372  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0270A  ISSN： 1477-9226  CODEN： DTARAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 結晶方位のドーピングと調整はTiO_2膜の光触媒特性を改善するために二つの主要な戦略である。ここでは,マグネトロンスパッタリングにより作製した[100]配向NbドープTiN膜の熱酸化による[001]優先配向したNbドープTiO_2アナターゼ膜を得るための新しいルートを導入した。X線回折,Raman散乱,高分解能透過型電子顕微鏡,およびX線光電子分光法による包括的分析は,NbドープTiO_2膜の高エネルギー(001)ファセットの割合は90%以上であり,Nb 5+イオンは結晶性と配向を破壊することなく膜に埋込むことに成功であることを示した。,Nb 5+イオンドーピングはTiO_2粒の成長をかなり抑制し,表面粗さを増加させ,その結果表面反応部位を増加させる。したがって,作製したNbドープTiO_2膜は,模擬太陽光照射下でアセトアルデヒドとオレイン酸分解のための効率的な光触媒酸化性能を示した。高反応性(001)ファセット曝露を有するこのようなNbドープTiO_2アナターゼ膜は,光触媒と太陽エネルギー変換分野での応用を見出すであろう。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 光触媒 ,  *光触媒反応 ,  *接触酸化 ,  *ドーピング ,  *優先配向 ,  結晶方位 ,  *ニオブ ,  マグネトロンスパッタリング ,  アナターゼ ,  X線回折 ,  Raman散乱 ,  高分解能電子顕微鏡 ,  透過型電子顕微鏡 ,  X線光電子分光法 ,  表面粗さ ,  太陽 ,  太陽光 ,  *酸化チタン ,  脂肪族アルデヒド ,  不飽和脂肪酸 ,  オレフィン化合物
準シソーラス用語： *光触媒酸化 ,  高分解能透過型電子顕微鏡 ,  模擬太陽光 ,  *二酸化チタン

分類 (2件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  光化学反応  (CB08020F)

物質索引 (2件)： アセトアルデヒド ,  オレイン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 光触媒 ,  酸化性能 ,  優先配向 ,  Nb ,  ドープ ,  TiO2