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J-GLOBAL ID：201702238059333124   整理番号：17A1483146

酸化還元プロテオミクスは,p,p’-DDEに曝露したM.spretusマウスの肝臓におけるエネルギー代謝変化を明らかにする【Powered by NICT】

REDOX proteomics reveals energy metabolism alterations in the liver of M. spretus mice exposed to p, p′-DDE

著者 (2件)： Morales-Prieto Noelia (Departamento de Bioquimica y Biologia Molecular, Campus de Excelencia Internacional Agroalimentario CeiA3, Universidad de Cordoba, Campus de Rabanales, Edificio Severo Ochoa, E-14071, Cordoba, Espana, Spain) ,  Abril Nieves (Departamento de Bioquimica y Biologia Molecular, Campus de Excelencia Internacional Agroalimentario CeiA3, Universidad de Cordoba, Campus de Rabanales, Edificio Severo Ochoa, E-14071, Cordoba, Espana, Spain)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 186  ページ： 848-863  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 農薬2,2-ビス(p-クロロフェニル)-1,1,1,-トリクロロエタン(DDT)とその誘導体1,1-ジクロロ-2,2-ビス(p-クロロフェニル)エチレン(p,p′ DDE)により誘導された毒性はミトコンドリア機能障害,酸化的りん酸化と呼吸鎖電子伝達の脱共役,細胞内イオン不均衡,活性酸素種の生成と抗酸化防御系の障害と関連している。細胞の酸化還元状態の破壊は多くの蛋白質とトリガーシグナル伝達変化の活性に影響を与える蛋白質Cysベース調節シフトを引き起こす。,p,p’-DDE摂食魚M.spretusマウスの肝臓における酸化ストレスの発生を研究するための肝抗酸化剤と解糖系酵素の活性を変化させるp,p’-DDEの能力を解析した。もチオールCys基の酸化還元状態に及ぼす処理の影響を明らかにした。データによると,p,p’-DDE曝露マウスの肝臓は,ある保護酵素を欠き,p,p’-DDEが解糖速度を増加させ,脂質の代謝を撹乱することを代謝再プログラミングを引き起こしたことを示した。著者らの結果は,重要なシグナル伝達経路は,p,p’-DDE規制緩和された蛋白質によって制御されるから,肝臓の全体的な代謝が変化したことを示唆した。組織学的データは,p,p’-DDE曝露の提案された代謝結果を支持した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 酵素 ,  活性酸素 ,  酸化ストレス ,  *エネルギー代謝 ,  解糖 ,  酸化的リン酸化 ,  *酸化還元反応 ,  脂質 ,  *プロテオミクス ,  解糖系 ,  毒性 ,  タンパク質 ,  芳香族塩素化合物 ,  オレフィン化合物
準シソーラス用語： 酸化還元状態 ,  呼吸鎖 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： レドックスプロテオミクス ,  有機塩素系殺虫剤 ,  Mus spretusマウス ,  代謝シフト ,  酸化ストレス

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  人間に対する影響  (EE05050C)

物質索引 (1件)： p,p′-DDE

タイトルに関連する用語 (7件)： 酸化還元 ,  プロテオミクス ,  DDE ,  曝露 ,  マウス ,  肝臓 ,  エネルギー代謝