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J-GLOBAL ID:201702238088083877   整理番号:17A1167886

トノサマバッタのはいにおけるヘモシアニンによる好気的呼吸【Powered by NICT】

Aerobic respiration by haemocyanin in the embryo of the migratory locust
著者 (5件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 461-468  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1733A  ISSN: 0962-1075  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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昆虫胚は完全に発達した気管系の非存在下で胚発生時の呼吸代謝の高い速度を維持するのに十分な酸素を得るかについては未解決のままである。我々の以前の研究は,銅含有蛋白質,ヘモシアニン(Hc)の二つの異なるサブユニット(Hc1とHc2)はLocusta migratoria(トノサマバッタ)をトノサマバッタのはい発生と生存に必須であることをはい特異的高発現を示した。ここでは,このバッタはいにおける酸素センシングと供給のヘモシアニンの役割を調べた。低酸素で調節される転写因子の推定結合部位は全てのHc1とHc2の遺伝子のプロモーター領域で同定された。ヘモシアニンの胚での発現は,周囲O_2欠乏により高度に上方制御された,13%O_2で10倍まで含量。ヘモシアニンのアップレギュレーションの程度は,低酸素レベルの増加に伴って増加した。低高度バッタと比較して,チベット高原の高高度バッタにおけるヘモシアニンの胚性発現は構成的に高く,酸素欠乏に対してよりロバストである。これらの知見は,胚における酸素交換におけるヘモシアニンの積極的な関与を強く示唆した。は,ヘモシアニンは胚発生中の酸素輸送のための気管系を補完することにより重要な役割を果たしているはい呼吸の機構モデルを提案した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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分子遺伝学一般  ,  遺伝子発現  ,  発生と分化 
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