文献

J-GLOBAL ID：201702238114865034   整理番号：17A0830630

粗視化分子動力学シミュレーションによるガラス状重合体膜への小分子の相互拡散【Powered by NICT】

Interdiffusion of small molecules into a glassy polymer film via coarse-grained molecular dynamics simulations

著者 (5件)： Lin Enqiang (Department of Biomedical Engineering and Mechanics, M//C 0219, Virginia Polytechnic Institute and State University, Blacksburg, VA 24061, USA) ,  You Xiaorong (Global Research, The Coca-Cola Company, 1 Coca-Cola Plaza, Atlanta, GA 30313, USA) ,  Kriegel Robert M. (Global Research, The Coca-Cola Company, 1 Coca-Cola Plaza, Atlanta, GA 30313, USA) ,  Moffitt Ronald D. (Global Engineering, The Coca-Cola Company, 1 Coca-Cola Plaza, Atlanta, GA 30313, USA) ,  Batra Romesh C. (Department of Biomedical Engineering and Mechanics, M//C 0219, Virginia Polytechnic Institute and State University, Blacksburg, VA 24061, USA)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 115  ページ： 273-284  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 四成分から成るガラス状非架橋高分子膜へのC8,C9及びC10アルデヒド分子の相互拡散は,粗視化(CG)分子動力学シミュレーションを用いて調べた。相互拡散過程に及ぼすアルデヒド分子サイズ,水及び温度の影響を調べた。(i)相互拡散は一般的に高分子膜に最も速い拡散最小C8アルデヒドと小さいの速い則に従い,(ii)水分子が吸着と上/高分子膜へのアルデヒド分子の初期相互拡散に及ぼす影響を検討し,(iii)より高い温度はアルデヒド高分子系の初期動力学を増大させる相互拡散は強く温度に依存する,(iv)計算アルデヒド拡散率は高濃度依存性と濃度の増加と共に増加し,(v)アルデヒド密度プロファイルは重合体を多く含む領域における0.5に比例し,一定の拡散係数を持つFick拡散により記述されることが分かった。ここでtは拡散の時間である。拡散係数の相対値は,CGシミュレーションにより予測することができるだけであるが,本研究は,この方法が設計と調整された障壁特性を有する高分子膜の選択を誘導する非常に有用であることを示唆している。さらに,実験的に研究することが困難であることを高分子膜への小分子高分子相互拡散を解析することを可能にするが,技術的に重要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 水分子 ,  *小分子 ,  密度分布 ,  *計算機シミュレーション ,  高分子 ,  *相互拡散 ,  *重合体 ,  アルデヒド ,  拡散係数 ,  高分子膜 ,  *分子動力学 ,  分子サイズ ,  *ガラス ,  濃度依存性
準シソーラス用語： *分子動力学シミュレーション ,  *粗視化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 拡散 ,  高分子 ,  分子動力学 ,  粗視化モデリング

分類 (1件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

タイトルに関連する用語 (5件)： 粗視化分子動力学 ,  シミュレーション ,  重合体 ,  小分子 ,  相互拡散