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J-GLOBAL ID：201702238130902543   整理番号：17A0555882

FeCo/Cuコアシェル構造ナノ粒子の磁気特性

Magnetic Behaviour of FeCo/Cu Core Shell Nanoparticles

著者 (5件)： SARKAR Angshuman (IIEST, Howrah, IND) ,  HEMBRAM Shilabati (IIEST, Howrah, IND) ,  CHATTERJEE Subhranshu (IIEST, Howrah, IND) ,  DEB Pritam (Tezpur Univ., Assam, IND) ,  MALLICK Amitava Basu (IIEST, Howrah, IND)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 719  ページ： 3-8  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： FeCo磁性ナノ粒子は軟磁性材料としてマイクロエレクトロニクスの磁性ディバイスやセンサに好適であるが,酸化しやすく磁性が劣化して実用性が低い。酸化防止のために電気・熱伝導性が高く触媒機能もあるCu皮膜でFeCoを被覆した,コアシェル構造ナノ粒子の磁気特性を検討した。皮膜形成には銅塩溶液中のCu²⁺をCuに還元する置換反応法を適用した。Fe及びCo粉末をプラネタリーボールミルで混合しFeCoナノ粒子を調製し,市販ガム中に分散させた。これに1M硫酸を滴下しCu層をFeCoナノ粒子表面に形成した。625MPaの一軸荷重でナノ粒子を圧密し,500Oeの磁場中で200~600°C×30分加熱し試料を作製した。結晶構造はXRDで,磁気的性質は室温ヒステリシス曲線で評価した。コアシェル構造の形成が確認され,熱処理により結晶成長及び格子歪減少が起こった。圧密及び600°Cの熱処理により磁気ダイポール配向及び同方向の磁区成長が起こり,磁化が56.34emu/gに上昇した。

シソーラス用語： *コアシェル構造 ,  *磁性 ,  磁気ヒステリシス ,  *軟磁性材料 ,  *酸化防止 ,  *被覆層 ,  *コバルト合金 ,  鉄含有合金 ,  *金属間化合物 ,  *銅 ,  *耐酸化性 ,  *ナノ粒子 ,  置換反応 ,  焼なまし ,  結晶構造 ,  磁化
準シソーラス用語： 磁場中焼なまし ,  *軟磁気特性

分類 (3件)： 磁気的性質  (WB02020J) ,  磁性材料  (NA04040H) ,  圧粉,焼結  (WC02030X)

タイトルに関連する用語 (4件)： Cu ,  コアシェル構造 ,  ナノ粒子 ,  磁気特性