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J-GLOBAL ID:201702238214751495   整理番号:17A1559028

H SP110T_17の欠失:マイクロサテライト不安定型進行胃癌における野生型H SP110発現と予後の有意性との相関【Powered by NICT】

Deletion in HSP110 T17: correlation with wild-type HSP110 expression and prognostic significance in microsatellite-unstable advanced gastric cancers
著者 (9件):
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巻: 67  ページ: 109-118  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0614C  ISSN: 0046-8177  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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H SP110T_17モノヌクレオチド反復の欠失は最近ミクロサテライト不安定性の高い(MSI H)結腸直腸癌における野生型H SP110(HSP110wt)発現と相関していることを予後マーカーとして同定されている。本研究の目的は,DNA試験および免疫組織化学を用いてH SP110T_17反復の欠失とHSP110wtの発現の間の相関を評価し,MSI-H進行胃癌(GC)におけるH SP110T_17欠失の予後的意義を決定することであった。HSP110wt発現の状態は142MSI-H進行GCにおけるHSP110wt特異的抗体を用いた免疫組織化学によって評価した。H SP110T_17反復欠失のサイズは96MSI-H進行GCで分析した;欠失は小さい(0 2塩基対)と大きな欠失(3 5塩基対)に分けた。HSP110wtの低および高発現は142例中38例(26.8%)と104(73.2%)でそれぞれ検出された。H SP110T_17欠失は96MSI-H GC試料の45(46.9%)で観察された。HSP110wtを高発現する腫瘍は小さいかH SP110T_17の欠失はなかった傾向を示した。Kaplan-Meier生存分析では,大きなH SP110T_17欠失を有する腫瘍はH SP110T_17のsmall/no欠失の患者と比較して,好都合な全生存および無病生存率と関連していた。しかし,H SP110T_17欠失サイズは多変量解析における独立した予後因子ではなかった。要約すると,H SP110T_17反復の欠失はMSI-H GCで高頻度に認められた,H SP110T_17欠失サイズはHSP110wt発現状態と逆相関した。大型H SP110T_17はMSI-H GCの予後指標ではなかった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  消化器の腫よう 

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