文献

J-GLOBAL ID：201702238240717830   整理番号：17A1067562

炭素ナノ粒子の表面電子遷移の種々の性質【Powered by NICT】

Different natures of surface electronic transitions of carbon nanoparticles

著者 (7件)： Sciortino A. (Dipartimento di Fisica e Chimica, Universita degli Studi di Palermo, Via Archirafi 36, 90123 Palermo, Italy. [e-mail]) ,  Cayuela A. ,  Soriano M. L. ,  Gelardi F. M. ,  Cannas M. ,  Valcarcel M. ,  Messina F.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 34  ページ： 22670-22677  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭素ナノドットの光ルミネセンス挙動はまだ議論されている。両方のコアと表面の構造を発光機構に関与しており,電子遷移は金属イオンやpHのような外部剤により修飾されるが,構造と光学的機能の間の一般的な関係はほとんど理解されていない。ここでは,これらの変数の影響についての比較研究を報告し,コア構造を変化結晶から非晶質へと,異なる不動態化法による表面構造を変化させた。著者らの結果は,調整可能な可視蛍光の放出機構は,結晶性および非晶質試料で同一であり,コア構造からの発光の独立性を示していることを明らかにした。さらに,表面官能化は,発光ピーク位置に影響する弱いが,種々の金属イオンとの相互作用に大きな影響を及ぼす。これは表面上の異なる相互作用基の高い密度に起因する準縮退電子状態の関与を示唆した。最後に,非晶質試料の異常な紫外発光バンドの存在,カルボキシル末端を持つ局在分子型発色団を含む可能性を報告した。著者らの知見は,CDの放出機構に関する新しい情報を提供し,非常に類似した発光特性を示すCDのサブタイプを設計するために使用できるが,異なるセンシング応用のための調整した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *電子遷移 ,  ナノロッド ,  *光ルミネセンス ,  絶縁材料 ,  可視光 ,  蛍光スペクトル ,  結晶 ,  非晶質 ,  金属イオン ,  相互作用 ,  発色団 ,  カルボキシ基 ,  吸収スペクトル ,  曲線 ,  絶縁体
準シソーラス用語： 減衰曲線 ,  光ルミネセンススペクトル ,  *炭素ナノ粒子

分類 (2件)： 無機化合物のルミネセンス  (BM08093J) ,  コロイド化学一般  (CB11010C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 炭素ナノ粒子 ,  電子遷移 ,  性質