抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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表面開始制御ラジカル重合またはリビングアニオン重合により調製した,予測可能な数平均分子量(Mn),狭い分子量分散(MWD),そして秩序性の高い立体規則性を有する高密度の明確な高分子ブラシの分子構造の特性化について述べた。3-(N-2-メタクリロイルオキシエチル-N,N-ジメチル)アンモナートプロパンスルホネート(MAPS)のようなイオン性単量体は,イミダゾリウム塩化物の存在下における2,2,2 トリフルオロエタノール中での原子移動ラジカル重合により重合した2×10~5g mol~ 1狭いMWD(M_w/Mn<1.2)を維持するより大きいMnを有する重合体を得た。水界面でのポリ(MAPS)(PMAPS)ブラシの中性子反射率測定は,狭い分子量分布を持つ高分子ブラシは溶液界面で比較的鋭い境界を形成することを明らかにしたが,広い分子量分布を持つブラシは,鎖の長さの変化に起因する勾配溶液界面を示した。膨潤鎖構造に及ぼす分子量分布の効果について述べた。も表面開始立体特異性重合をレビューした。良く制御された一次構造を持つ高密度ポリ(メタクリル酸メチル)(PMMA)ブラシをトリエチルアルミニウムの存在下での表面開始リビングアニオン重合を用いた平面および球面基板上に作製した。得られたPMMAブラシは高度に制御された立体規則性(rr>88%)を示した。すれすれ入射広角X線回折(GIWAXD)測定は,立体規則性PMMAブラシは,空洞中の直径約1nm及びカプセル化フラーレンをもつ螺旋構造を形成することを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】