抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ユーザが描いたペイント画像に合わせてサンプル画像の特徴的な色パターンを出力画像に再現するユーザ制御テクスチャ合成は,通常,サンプル画像上の物体の輪郭(物体と背景の境界)を特別には考慮しない。そのため,背景が不要な場合や異なる背景に対して,物体の画素だけを合成したい場合,ユーザがおおまかに描いたペイント領域の輪郭に合わせて物体の特徴的な輪郭を出力画像上に再現することは難しい。そこで,ユーザ制御テクスチャ合成の基本的な仕組みを利用して,ペイント領域の輪郭を適切に拡張し,サンプル画像上の特徴的な物体輪郭を特別に考慮して再現する境界拡張テクスチャ合成法が提案された。本研究では,従来の境界拡張テクスチャ合成法を発展させ,各画素に不透明度をあらわすα値を与えることで,サンプル画像が持つ特徴的な色パターンとともに,より微細な物体輪郭の再現を可能とする半透明境界拡張テクスチャ合成法を提案する。(著者抄録)