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J-GLOBAL ID:201702238354608626   整理番号:17A1383732

ヒト膵臓および結腸癌における熱ショック蛋白質90(H SP90)の阻害の後成的影響【Powered by NICT】

Epigenetic effects of inhibition of heat shock protein 90 (HSP90) in human pancreatic and colon cancer
著者 (6件):
資料名:
巻: 402  ページ: 110-116  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0606B  ISSN: 0304-3835  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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メチル化を介して腫瘍抑制因子とDNA修復遺伝子のサイレンシングは,癌発生,成長および大腸癌細胞と膵臓癌の治療に対する応答において役割を果たしている。熱ショック蛋白質90(H SP90)は,DNAメチルトランスフェラーゼ酵素(DNMT)の転写を調節する。さらに,DNMTはH SP90のクライアント蛋白質である。本研究の目的は,結腸直腸癌および膵臓癌細胞株におけるDNAメチル化に及ぼすH SP90阻害の影響を評価することである。著者らのデータは,ganetespibを用いたH SP90の阻害はHT-29およびMIA PaCa-2細胞株におけるDNMT1,DNMT3A,DNMT3BのmRNAと蛋白質発現のダウンレギュレーションをもたらすことを示した。これはメチル化シトシン残基の割合とMLH,P16およびSPARCを含むサイレンス遺伝子の再発現の低下と関連していた。これらの効果はganetespibのin vivo投与後のマウスにおける皮下移植したHT-29腫瘍で検証した。ganetespibの有効性,DNMT発現のダウンレギュレーションを介してDNAメチル化の調節におけるH SP90阻害剤を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  分子遺伝学一般 
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