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J-GLOBAL ID：201702238392310867   整理番号：17A0598853

卓上X線散乱により調べた溶剤アニーリングの際の高分子-フラーレン相分離の動力学

Kinetics of Polymer-Fullerene Phase Separation during Solvent Annealing Studied by Table-Top X-ray Scattering

著者 (7件)： VEGSO Karol (Japan Synchrotron Radiation Res. Inst., Hyogo, JPN) ,  VEGSO Karol (Inst. of Physics, SAS, Bratislava, SVK) ,  SIFFALOVIC Peter (Inst. of Physics, SAS, Bratislava, SVK) ,  JERGEL Matej (Inst. of Physics, SAS, Bratislava, SVK) ,  NADAZDY Peter (Inst. of Physics, SAS, Bratislava, SVK) ,  NADAZDY Vojtech (Inst. of Physics, SAS, Bratislava, SVK) ,  MAJKOVA Eva (Inst. of Physics, SAS, Bratislava, SVK)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 9  号： 9  ページ： 8241-8247  発行年： 2017年03月08日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電子供与体高分子と受容体フラーレン間のナノスケールでの相分離は,高分子太陽電池の電力変換効率に影響を与える重要な機構の1つである。溶媒アニーリングは,高分子-フラーレン混合体における相分離を効率的に促進させる。本研究では,小型の卓上X線広角散乱装置を用いて,ジクロロベンゼン中に溶解させたP3HT:PCBM高分子混合体におけるナノ相分離過程の時間変化を追跡した。PCBM分子は,約7wt%で凝集を始めた。約10wt%で凝集は緩やかになったが,相分離の速度定数はほぼ一定であった。また,約25wt%のPCBMで相分離は再び加速され,P3HT結晶と同じ程度の速度定数を示した。P3HTの結晶化は,相分離の駆動力となっていることがわかった。

シソーラス用語： X線散乱 ,  *高分子 ,  *フラーレン ,  *相分離 ,  動力学 ,  ドナー ,  電荷移動錯体 ,  太陽電池 ,  効率 ,  ミクロ相分離 ,  ポリヘキシルチオフェン
準シソーラス用語： 電子供与体 ,  電子供与体-受容体錯体 ,  高分子太陽電池 ,  電力変換効率 ,  ナノ相分離 ,  P3HT【重合体】 ,  PCBM

分類 (1件)： 高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

タイトルに関連する用語 (7件)： X線散乱 ,  溶剤 ,  アニーリング ,  高分子 ,  フラーレン ,  相分離 ,  動力学