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J-GLOBAL ID:201702238405290774   整理番号:17A0969065

散布した産卵海洋無脊椎動物の受精生物学に対するジクロフェナク,イブプロフェンとクエン酸シルデナフィル(バイアグラ~)の影響の評価【Powered by NICT】

Assessing the impact of diclofenac, ibuprofen and sildenafil citrate (Viagra) on the fertilisation biology of broadcast spawning marine invertebrates
著者 (3件):
資料名:
巻: 127  ページ: 126-136  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0076B  ISSN: 0141-1136  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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合成化学物質への曝露は,水生生物が直面する重要な環境課題である。精子運動性と受精成功に対する医薬品ジクロフェナク,イブプロフェン,およびクエン酸シルデナフィルの時間と用量効果は棘皮動物Asterias rubens及びPsammechinus miliaris,多毛類Arenicola marina,海洋底生生物のすべての重要な成分を用いて研究した。ジクロフェナク濃度≧0.1μg/Lに曝露された場合に運動性はすべての種で減少した。イブプロフェンの≧1.0μg/Lへの曝露はA.marinaのP.miliaris配偶子と受精成功にのみ影響した。≧18と≧50ng/L,それぞれ濃度でクエン酸シルデナフィルに曝露した場合,A.rubensおよびP.miliaris精子は運動性率と遊泳速度の両方で増加した。クエン酸シルデナフィルを持つ精子の前培養は,A.rubensおよびP.miliarisにおける受精成功を増加させA.marinaではそうではなかった。予備培養したA.rubens卵母細胞はイブプロフェンに成功裏に施肥した。EU指令93/67/EECによれば,ジクロフェナクはA.rubens,P.miliaris及びA.marina(EC_50=100 1000μg/L)の配偶子に非常に毒性物質として分類されるイブプロフェンはP.miliarisの配偶子に非常に毒性がA.marina(EC_50>10,000μg/L)の配偶子に非毒性として分類されている。本研究では,ジクロフェナク曝露は無脊椎動物生殖成功に負の影響を持つかもしれないことを示し,一方,イブプロフェンは,P.miliarisの生殖を損なう可能性がある可能性がある。本研究は,海洋無脊椎動物は汚染と変化する生息場所で生存と再現を可能にする機構に貴重な洞察を提供した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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海洋汚濁  ,  動物に対する影響 

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