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J-GLOBAL ID：201702238503037531   整理番号：17A1005784

バクテリオロドプシンの分子第一超分極率に関する蛍光無しスペクトル分散

Fluorescence-Free Spectral Dispersion of the Molecular First Hyperpolarizability of Bacteriorhodopsin

著者 (7件)： DE COENE Yovan (Univ. Leuven, Heverlee, BEL) ,  VAN CLEUVENBERGEN Stijn (Univ. Leuven, Heverlee, BEL) ,  VAN STEERTEGHEM Nick (Univ. Leuven, Heverlee, BEL) ,  BAEKELANDT Veerle (Univ. Leuven, Leuven, BEL) ,  VERBIEST Thierry (Univ. Leuven, Heverlee, BEL) ,  BARTIC Carmen (Univ. Leuven, Heverlee, BEL) ,  CLAYS Koen (Univ. Leuven, Heverlee, BEL)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 121  号： 12  ページ： 6909-6915  発行年： 2017年03月30日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バクテリオロドプシン(BR)に関する第一超分極率(β)の報告値のすべてが1064nmまたは一層長波長で蛍光無しに測定されていることに注目すべきである。しかしながら,in vivo応用では,生物組織の光透明窓(すなわち,700~900nm)におけるβ値を知ることが極めて関連している。更に,β値は特に分子共鳴に近い波長に強く依存するので,βの分散も考慮すべきである。本論文では,可同調性フェムト秒レーザパルスを用いるハイパーRayleigh散乱段取りで生物組織の光透明窓及びそれを越えて800~1300nm範囲におけるβを特性化する初めての努力を示した。文献データと比較のためβ_zzz値に焦点を当てた。1064nmで実際のβ_zzz値が文献報告値よりも約50%低いことを見いだし,その過大評価が二光子蛍光をもたらしていることを示した。

シソーラス用語： *バクテリオロドプシン ,  *超分極率 ,  *Rayleigh散乱 ,  二光子過程 ,  スペクトル分解 ,  波長依存性 ,  *第二高調波発生 ,  共鳴 ,  照射損傷 ,  光照射 ,  同調 ,  レーザパルス ,  フェムト秒レーザ ,  生体組織 ,  in vivo実験 ,  テンソル
準シソーラス用語： ハイパーRayleigh散乱 ,  フェムト秒レーザパルス ,  可同調性 ,  共鳴効果 ,  光損傷 ,  生物組織 ,  第一超分極率 ,  非線形光学効果

分類 (2件)： 非線形光学  (BD05000T) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (5件)： バクテリオロドプシン ,  分子 ,  第一超分極率 ,  蛍光 ,  スペクトル