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J-GLOBAL ID:201702238506484463   整理番号:17A0976208

結合相互作用を探索するためのヒト血清アルブミンとトブラマイシンの分子機構:複数の分光法及び計算論的アプローチ【Powered by NICT】

Molecular mechanism of tobramycin with human serum albumin for probing binding interactions: multi-spectroscopic and computational approaches
著者 (9件):
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巻: 41  号: 16  ページ: 8203-8213  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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模擬生理的条件下(pH=7.4)下でのヒト血清アルブミン(HSA)とトブラマイシン(TOB)の間の結合相互作用を紫外可視吸収(UV),FTIR分光法,円偏光二色性(CD)及び蛍光法に加えて計算機モデリングを用いて調べた。TOB添加によるHSAの蛍光消光は静的消光過程であることが分かった,Stern-Volmer消光定数の減少傾向,温度の上昇に加えて紫外可視吸収スペクトルの結果から明らかになった。滴定の結果として蛍光消光値はTOBとHSAの間の結合定数Ks(2.06×106M-1)と優れた結合親和性を示した。FTIRおよびCDスペクトルはHSAの二次及び三次構造変化を示したが,三次元蛍光スペクトルの結果は,TOB結合による芳香族蛍光色素周囲微小環境摂動を明らかにした。分子モデリングと共に競合部位マーカー変位の結果を,TOB結合部位の優先位置部位I,HSAのサブドメインIIAに位置することを示唆した。天然HSAとHSA TOBの溶媒接触可能表面積(ASA)計算は,ASAの減少を示し,HSAへのTOB結合の有効性に対する強い支持を提供した。これらの知見は,さらに良好な治療効果を得るためにHSAへのTOBの分子結合機構を研究するために薬物設計者に関して有用な実験戦略を提供した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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抗生物質一般  ,  蛋白質・ペプチド一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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