文献
J-GLOBAL ID:201702238535237612   整理番号:17A1560974

グルカゴン様ペプチド2は内毒素血症ラットにおける腸管多剤耐性関連蛋白質2とP糖蛋白質のダウンレギュレーションを防止する【Powered by NICT】

Glucagon-like peptide 2 prevents down-regulation of intestinal multidrug resistance-associated protein 2 and P-glycoprotein in endotoxemic rats
著者 (11件):
資料名:
巻: 390  ページ: 22-31  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0444C  ISSN: 0300-483X  CODEN: TXCYAC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
多剤耐性関連蛋白質2(Mrp2,ABCC2)とP-糖蛋白質(P gp, ABCB1)は血流への食品汚染物質,薬物又は毒性代謝産物の取り込みを妨げる腸生化学的障壁の必須成分を構成している。細菌リポ多糖類(LPS)の投与により誘導されるラット内毒素血症はMrp2とP-gpの発現と活性のダウンレギュレーションに関連した部分的に生体異物の腸透過性と毒性をもたらした。グルカゴン様ペプチド2(GLP 2)の保護作用,enterotrophic特性を有するペプチドホルモン,ラットにLPS(5mg/kg b.wt.)の単回腹腔内注射により誘導したMrp2とP-gpの変化を評価した。GLP-2投与の二つの異なるプロトコル,すなわち予防と復帰を検討した。GLP-2(125μg/kg b.wt.)の7s.c.注入からなる予防プロトコルは12時間ごとの投薬では,LPS投与60時間前に始まった。復帰プロトコルはGLP-2の2用量で構成され,LPS注射3時間後にした。腸試料はLPS投与と発現(蛋白質及びmRNA)24時間後に採取し,近位空腸で評価したMrp2の活性P-gpのそれは回腸で研究した。予防プロトコルの下でLPSにより誘導されるMrp2とP-gpの発現とそれらの活性の損失のGLP-2完全に中和されたダウンレギュレーション。GLP-2は細胞内区画への腸細胞の頂端膜からの両輸送体のインターナリゼーションを防止することができた,共焦点顕微鏡により検出された。LPSはIL-1βおよび酸化型グルタチオン組織レベル,GLP-2投与によって相殺されたの増加を誘導した。とは対照的に,復帰プロトコルは,LPSにより誘導されるMrp2とP-gpダウンレギュレーションを減弱しなかった。GLP-2は内毒素血症ラットにおけるMrp2とP-gpの腸発現と活性のダウンレギュレーションを防ぐことができ,IL-1βおよび酸化ストレスはGLP-2保護効果の潜在的標的を構成すると結論した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物薬剤学(基礎)  ,  遺伝子発現 

前のページに戻る