抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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環境とのかかわりで成立している建築は,外部環境の変動を和らげた空間を提供するとともに,外部の気候風土に適応した建築的工夫をこらしている。すなわち,自然,地域,都市のもつポテンシャルを建築に生かすためには気候・風土を知ることが必要で,地軸の傾きによってもたらされた各地の気候要素との関係で建築は成立する。建築設計において,直感的な創造性だけではなく,周辺や室内の環境を解析した結果に基づいた空間設計を行う考え方がある(エビデンスをベースにした設計)。これからの建築設計は,均質な室内環境を提供するばかりでなく,周辺のあらゆる環境因子と応答することが求められるであろう。