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J-GLOBAL ID:201702238612305866   整理番号:17A0038170

不可逆過程としてのカオリナイト上でのアスファルテン吸着

Adsorption of asphaltenes on kaolinite as an irreversible process
著者 (5件):
資料名:
巻: 504  ページ: 280-286  発行年: 2016年09月05日 
JST資料番号: A0539B  ISSN: 0927-7757  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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石油生産とオイルサンド抽出において,鉱物質表面上のアスファルテン吸着は重要である。アスファルテン及びカオリナイトの広い濃度範囲にわたって,トルエン溶液からのアタバスカアスファルテンのカオリナイト上への吸着を調べた。吸着はラングミュア等温式の関数形式に従うように見えたが,結果が実験経路に依存するように吸着量はカオリナイト濃度に依存し,アスファルテンの最終溶液濃度には依存しなかった。アスファルテン/カオリナイト比に対する関数依存性をともなって,結果は蛋白質と同様に速度論律速吸着に一致する。乾燥アスファルテン被覆カオリナイトと新鮮なアスファルテン溶液の間,及び消費したアスファルテン溶液と新鮮なカオリナイト試料の間の多重接触は,従来の等温式が吸着挙動を記述するのに不適切であることをさらに確証した。カオリナイトとアスファルテン溶液の繰り返し接触によりアスファルテンを最大98%まで吸着し,ゆえにアスファルテン混合物中の特定の化学種に対して吸着は選択的ではなかった。アスファルテンとの多重接触の前後におけるカオリナイト試料を元素分析とX線光電子分光法(XPS)で分析した。新鮮なアスファルテン溶液との各接触の後に,カオリナイト上のアスファルテンの吸着密度は劇的に増加したが,カオリナイト表面上でXPSにより検出した表面組成は不変であった。高いアスファルテン吸着密度でさえ検出可能であるが,AlとSiの存在はアスファルテン吸着層がカオリナイト表面上で連続ではないこと,及びその後のアスファルテン吸着がカオリナイト表面上にすでに吸着しているアスファルテン上で優先的に生じることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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物理的手法を用いた吸着の研究 
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