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J-GLOBAL ID:201702238632259218   整理番号:17A0933101

6年間のJP-MSEフラックス観測データを用いた,グローバルな一次総生産能力推定アルゴリズムにおける水田パラメータの決定

Determination of rice paddy parameters in the global gross primary production capacity estimation algorithm using 6 years of JP-MSE flux observation data
著者 (6件):
資料名:
巻: 73  号:ページ: 119-132(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: X0731A  ISSN: 0021-8588  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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一次総生産(GPP)能力は低ストレス条件下でのGPPとして定義されており,その推定アルゴリズムは光-応答曲線を用いたThanyapraneedkulら(2012)により開発されている。このアルゴリズムの背後にある考え方は,低ストレス条件下の光応答曲線が葉緑素含量に関係しているということである。このパラメータは,水田を含む7つの植生タイプについての緑色クロロフィル指数(CIgreen)の衛星観測から得られた植生指標により推定される。以前の研究では,フラックスサイトおよびMODIS反射率データの1年間のデータが収録されていたが,最近では,6年間にわたるフラックスデータや16年以上の長期間にわたるMODIS反射率データが公に利用可能となっている。本研究では,6年間のMase paddy flux siteのデータとMODISを用いて観測された鮮明な昼間の反射率データを用いて,水田のGPP能力推定アルゴリズムのパラメータを決定した。各年の光-光合成曲線の適合パラメータの初期傾きは,調整誤差内にあり同等であった。6年にわたる平均化したパラメータに関連した初期勾配を用いて,筆者らはCIgreen及び2000PAR(μmolm-2s-1)における最大光合成速度との間に直線関係を確立することができた。この勾配は以前に報告されたデータよりわずかに高いものであった。筆者らは,2001年から2006年の間のパラメータを用いて,灌漑水田のGPP能力がどのように変化したかについて調査した。2001年から2006年にかけて,平均GPP能力と水稲の移植から収穫までGPP能力の比は,0.91であった。この結果は,グローバルGPPの推定アルゴリズムの枠組みとして,GPP能力が潅漑水田におけるGPPの有用な最初の概観を提供していることを証明している。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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農業気象  ,  光合成  ,  稲作 
引用文献 (41件):
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