文献
J-GLOBAL ID:201702238634579860   整理番号:17A0290065

自然および促進耐候性に曝露されたコスタリカの9つの熱帯材に適用された木材用の水性ワニスにTiO2ナノ粒子を添加した影響

Effects of adding TiO2 nanoparticles to a water-based varnish for wood applied to nine tropical woods of Costa Rica exposed to natural and accelerated weathering
著者 (4件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 141-152  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: H0021C  ISSN: 1547-0091  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本検討は,9種の熱帯性木材に適用された水性ワニスの耐紫外線性に及ぼす二酸化チタンナノ粒子(TiO2)添加量(0%,1.0%,1.5%)の影響を検討した。その結果,TiO2ナノ粒子のTEM観察から,ルチル相のTiO2粉体は球状と棒状の両方を示しており,これ等がワニスへ添加されると,著しい変化が,ナノ粒子を添加しないものと比較して,TiO2ナノ粒子を有するワニスの粘度において観測できた。1.0%のTiO2を有するワニスの粘度は,1.5%のTiO2を有するものに比べてより低かった。両TiO2濃度を有するワニスでの膜厚,接着試験そして吸水性は,幾つかの種ではこれ等のパラメータは実際には影響したが(接着試験がGmelina arboreaとTectona grandisに影響し,Cedrela odorataとGmelina arboreaではワニス間で違いが見られた),有意には影響しなかった。全ての種での変色(ΔE)は,促進条件下よりも自然曝露下の試料でより大きかった。ナノ粒子無添加のワニスは,TiO2を有する両ワニスよりも木材がより大きな変色を示したが,1.5%のものは全ての内で最も低い変色を示した。TiO2ナノ粒子を有する塗装の浸透そしてワニスの各種構成成分に関連するUV分散は,使った熱帯木材の異種表面を十分に保護していた。従って,光劣化は遅延し,水分やUV照射に起因する損傷に対して適切な性能を果たしていた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抵抗性  ,  各種塗料  ,  塩基,金属酸化物  ,  製材・加工  ,  森林植物学 

前のページに戻る