文献

J-GLOBAL ID：201702238643744860   整理番号：17A1566578

有機頁岩に及ぼす超臨界CO_2の濡れ性に及ぼす有機物質と熱熟成度の影響【Powered by NICT】

The effect of organic matter and thermal maturity on the wettability of supercritical CO₂ on organic shales

著者 (5件)： Guiltinan Eric J. (Dept of Geological Sciences, The University of Texas at Austin, United States) ,  Cardenas M. Bayani (Dept of Geological Sciences, The University of Texas at Austin, United States) ,  Bennett Philip C. (Dept of Geological Sciences, The University of Texas at Austin, United States) ,  Zhang Tongwei (Bureau of Economic Geology, The University of Texas at Austin, United States) ,  Espinoza D. Nicolas (Dept of Petroleum and Geosystems Engineering, The University of Texas at Austin, United States)
資料名： International Journal of Greenhouse Gas Control  (International Journal of Greenhouse Gas Control)
巻： 65  ページ： 15-22  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2325A  ISSN： 1750-5836  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： CO_2の地質学的隔離は地下それを捕捉することにより人為的大気CO_2放出を減らすための可能な解決策である。貯蔵の主要な機構は構造捕獲は低い透過性と高い毛管入口圧力帽岩材料は表面に上昇から浮力CO_2を引き止めた。CO_2と地層ブラインに関連した貯留層と帽岩材料の濡れ性(接触角)は構造捕獲の効率を部分的に決定付ける。現状を実験室条件下で記録された個々の貯留層から成る鉱物の結果を適用し,地下貯留層条件下で岩石。しかし,文献で報告されている測定された接触角の多様な変化が問題にこの方法を必要とする。有機頁岩は系統的研究の焦点となっていない。ここでは,種々の有機物質濃度と熱熟成における有機頁岩にCO_2の濡れ性を解析した。バルク有機シェールは有機物の成熟度や濃度の変化にもかかわらずCO_2に対して高度に水に濡れであることを見出した。この知見は,有機物質は疎水性であることを示した以前の細孔スケール分析からの最近の分子動力学シミュレーションと最初の期待と対照的である。結果は,有機物の濃度にもかかわらず濡れ挙動を支配する7.9%まで岩石の残りの鉱物学に起因する可能性がある。これは有機物に富む帽岩でキャップされた貯水池と帯水層は,CO_2貯蔵のための適切な位置であり,パーコレーションしきい値以下の濃度で有機物質は構造捕獲効率に有害な影響を持たないことを意味している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *濡れ ,  ブライン ,  地下貯蔵 ,  *有機物 ,  捕獲 ,  *頁岩 ,  二酸化炭素固定化 ,  接触角 ,  帯水層 ,  *熟成 ,  地層 ,  鉱物 ,  帽岩
準シソーラス用語： 貯留層 ,  透過性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 濡れ挙動 ,  CO2隔離 ,  有機シェール ,  帽岩の完全性 ,  毛管入口圧力 ,  熱熟成度

分類 (1件)： 環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 頁岩 ,  超臨界 ,  濡れ性 ,  有機物質 ,  熟成度