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J-GLOBAL ID：201702238652281049   整理番号：17A0633070

表面増強Ramanスペクトロスコピーを用いた高エネルギー電子による脂肪族およびフラーレン分子のモニタと変形

Monitoring the transformation of aliphatic and fullerene molecules by high-energy electrons using surface-enhanced Raman spectroscopy

著者 (7件)： MOJARAD Nassir (ETH Zuerich, Rueschlikon, CHE) ,  TISSERANT Jean-Nicolas (ETH Zuerich, Rueschlikon, CHE) ,  BEYER Hannes (ETH Zuerich, Rueschlikon, CHE) ,  DONG Hao (ETH Zuerich, Rueschlikon, CHE) ,  REISSNER Patrick A (ETH Zuerich, Rueschlikon, CHE) ,  FEDORYSHYN Yuriy (ETH Zuerich, Zuerich, CHE) ,  STEMMER Andreas (ETH Zuerich, Rueschlikon, CHE)
資料名： Nanotechnology  (Nanotechnology)
巻： 28  号： 16  ページ： 165701,1-9  発行年： 2017年04月21日 
JST資料番号： W0108A  ISSN： 0957-4484  CODEN： NNOTER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脂肪族およびフラーレン分子から非晶質カーボンを得るために,100keVの電子を用いてそのRamanと信号をモニタすることによりそのプロセスを研究した。大きな電磁場強化を得るために金ナノ粒子の単層自己組織化を利用した。さらにフラーレン分子の電子ビームへの感度を評価するために原子間力顕微鏡を用いた。得られた結果は,アルカン分子の場合,低ドーズでは新しい架橋分子および芳香環が形成され,高ドーズでは類別できない結合が作られ,これらの分子の非晶質化は偶然的であることが分かる。フラーレン分子の場合,高エネルギー電子はフラーレンケージを破壊し,架橋分子は破壊されるが,芳香性結合は残る。フラーレンでのこれらの変形は,脂肪族分子に比べてより大きな露光ドーズが必要である。

シソーラス用語： *表面増強Raman分光法 ,  電子 ,  *フラーレン ,  *脂肪族化合物 ,  *アモルファス化 ,  *電子照射 ,  監視装置 ,  金 ,  ナノ粒子 ,  自己組織化 ,  *原子間力顕微鏡 ,  *照射線量 ,  分子 ,  *照射損傷
準シソーラス用語： 高エネルギー電子 ,  非晶質化 ,  モニタ ,  架橋分子

分類 (2件)： 半導体の放射線による構造と物性の変化  (BK16123E) ,  その他の物質の放射線による構造と物性の変化  (BK16124V)

タイトルに関連する用語 (6件)： 増強 ,  Ramanスペクトロスコピー ,  高エネルギー電子 ,  脂肪族 ,  フラーレン分子 ,  モニタ