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J-GLOBAL ID:201702238720239662   整理番号:17A0135371

地球環境とバイオリアクター~基礎から応用まで~〈第27回〉自然メタン発生の増大と小型メタンガスファームシステムによる抑止

著者 (1件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 59-64  発行年: 2017年02月01日 
JST資料番号: G0109A  ISSN: 0368-4849  CODEN: KASOB7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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二酸化炭素の次に温室効果をもたらしている人為的排出ガスは,メタンCH4であると考えられている。メタンは,地球温暖化係数GWPがCO2の25倍と高く,少量でも温暖化を加速する。このメタンの発生量が,このところ自然界で増えている。大気のCO2濃度と平均気温が上昇すると,寒冷地や温帯地域では植物の光合成反応速度が上昇し,バイオマス生成量が増える。一方,北極域では海氷域面積が徐々に縮小しており,地球温暖化により氷が大量に溶けていることを示す。同様にシベリアやアラスカでは永久凍土が徐々に融解し湿地帯が拡大している。このような湿地帯は光合成生物の増殖とバイオマスの蓄積をもたらし,新たなメタン排出源となる。光合成でCO2を吸収した自然界のバイオマスが,メタン発酵によりCH4を排出することで25倍の温室効果をもたらすのである。本稿では,プロローグ,各種基質からのメタン発酵のガス収率,自然発生メタンの増大と対策などについて解説した。
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分類 (2件):
分類
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微生物代謝産物の生産  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 

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