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J-GLOBAL ID:201702238740583172   整理番号:17A1054358

生細胞におけるエンドサイトーシス測定のための膜曲率のナノスケールの操作

Nanoscale manipulation of membrane curvature for probing endocytosis in live cells
著者 (14件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 750-756  発行年: 2017年08月 
JST資料番号: W2059A  ISSN: 1748-3387  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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細胞膜の曲率がクラスリン介在性エンドサイトーシス(CME)関連タンパク質の活性に及ぼす影響について検討した。パターン化ナノ構造を用いて曲率半径が+50nmから-500nmの膜曲率を作製した。正の曲率をもつ膜はCMEのホットスポットであり,重要なCMEタンパク質のクラスリンとダイナミンは曲率半径が200nm未満の正の曲率をもつ膜に対して強い選択性を示すことが分かった。調べた10種類のCME関連タンパク質も全て正の曲率の膜に対して選択性を示したが,膜関連タンパク質および非CMEエンドサイトーシス蛋白質のカベオリン1にはこのような曲率選択性は認められなかった。以上より,CMEタンパク質は正の曲率をもつ膜に対して空間的選択性を示し,膜の曲率はCMEタンパク質の生化学的活性を調節することが示された。また,ナノ構造化基質は生細胞における曲率依存的プロセスの研究のための新しいツールとなることが示された。
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  生体膜一般 
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