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J-GLOBAL ID:201702238757920150   整理番号:17A1480411

高温ドロマイト化作用実験における化学量論,陽イオン秩序化と反応速度に及ぼす温度の影響【Powered by NICT】

The effect of temperature on stoichiometry, cation ordering, and reaction rate in high-temperature dolomitization experiments
著者 (2件):
資料名:
巻: 468  ページ: 32-41  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0081A  ISSN: 0009-2541  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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天然ドロマイトは結晶格子内のカルシウムとマグネシウム陽イオンの量と位置に関する広範な組成と構造特性を示した。これらの特性を制御する物理化学的因子は,しかしながら,ほとんど理解されていない。百の高温ドロマイト化作用実験は,ドロマイトの化学量論とカチオン秩序化に及ぼす反応温度の影響を評価し,特異的に定量した。実験室ドロマイトは,現代のあられ石オーライトとの置換反応によるMg Ca Cl溶液(Mg/Ca=1.0)中で160~250°Cの温度範囲で作製した。固体生成物は,鉱物学,置換率,化学量論(mo1%Mg),と陽イオン秩序の程度を決定するための標準粉末X線回折(XRD)を用いて分析した。以前の実験室実験と同様に,あられ石オーライト実験からの新しいデータは,良く秩序化した,化学量論的なドロマイトは一連の準安定前駆体の,非常に高いマグネシウム方解石(VHMC)と低秩序ドロマイトを含むを通じて形成されることを示した。これら新しい実験データは,以前に公表されたデータよりもばらつきが著しく少ないを示し,ドロマイト化作用反応動力学のより詳細な説明を提供する。ドロマイト化作用の全体的な速度,VHMC生成物は,あられ石オーライト反応物を置換率は強い,Arrhenius,非線形温度依存性を示した。200°C以下の温度を,200°C以上の温度より有意に遅い反応速度を示した。反応温度に関係なく,初期VHMC生成物はカチオン秩序化のXRDの証拠を欠いている。35 46mo1%Mg,およびカチオン秩序が発達する速度から,初期VHMC生成物の化学量論は両反応温度と共変動した。これらの新しいデータ(i)は,化学量論,良く秩序化したドロマイトが形成される段階的過程に関する以前の観察を確認し,(ii)ドロマイトの化学量論とカチオン秩序化に対する基本的制御についての我々の理解を強化し,(iii)岩石記録に見られるドロマイトの化学量論とカチオン秩序化の変動の広い範囲を説明するのに役立つ。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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岩石圏の地球化学一般  ,  同位体地質学 

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